＊17＊ ページ17
翌朝、目を覚ました私は起き上がって
はるかにキスされた首筋を撫でる。
あ『……はぁ…』
まだ、あの時の感覚が残っている。
あの時のはるかの表情が迷いと困惑が混じって
いたような表情だった。
あ『……いつも通りでいよう。魔が差したんだろうし、はるかもいつも通りのはず』
自分にそう言い聞かせて1階に降りた。
はるか「A、おはよう」
あ『あ、おはよう。はるか』
はるか「朝めし作ってあるから、早く食べろよ」
にこっと微笑んでいるはるかはいつものはるかだった。
……やっぱり魔が差しただけだったんだ。
と、そこにせとかが起きてきた。
せとか「A姉おはよう〜！
ねぇねぇ！これ見て！」
せとかは何やらチラシを持っている。
あ『……？なぁにコレ』
せとか「これね、温泉とか景色がキレイで有名なんだって！」
見てみると、なるほど。確かにキレイだ。
あ『良いけど…いつ行くのよ？』
せとか「あ、今週なら空いてるんだって！」
こ、今週！？
はるか「何騒いでんだよ？」
あ『せとかが温泉がある旅館に泊まりたいんだって』
そう言うとせとかからチラシを受け取り、詳細を見ている。
はるか「ふ〜ん…4名までか。Aと俺と
せとか…後、誰誘う？」
せとかはう〜ん…と考え込むと一人の名前を挙げた。
せとか「じゃあ高嶺さんは？」
あ・はるか「高嶺/さん！？」
せとか「うん！だって会ってないし…会いたい
なぁ〜って……ダメ？」
あ『…仕方ないなぁ。今週中に聞いておくから』
はるか「え…高嶺も誘うのか？」
あ『うん。昨日のお礼ってことでね？』
は「……マジかよ…」
はるかが呟いた言葉は私には聞こえなかった。
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もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか？ 早く続きが見たいです！ (2019年10月24日 16時) (
レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます！直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) ＊47＊のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか？ 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか？ (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園（せいおうがくえん）と読みます！ (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月8日 9時
