＊15＊ ページ15
あ『で？何か話でもあるの？』
はるかの部屋に入った私。
はるかは私に背を向けたまま何も話そうとしない。
あ『はーるーかー？用があって私を呼んだんでしょ？』
はるか「高嶺としたんだろ」
あ『……したって…何を？』
すると、はるかは振り向くと私の目の前まで来る。
はるか「キスしたんだろ？」
あ『……あぁ、あれね。故意にやった訳じゃない。理由があってのことよ』
はるか「…理由？」
あ『元カノを諦めさせるための演技だったってこと。
てか、はるか。今朝追いかけてきたよね？』
私の言葉にぎくっとするはるか。
あ『はぁ…。わざわざ追いかけてこなくてもいいのに』
はるか「んなこたぁいいだろ！
…高嶺のことどう思ってんだよ？」
あ『どうって……別にどうも思ってない』
はるか「……俺のことは？」
あ『…は？』
顔を上げると同時に私ははるかに抱きしめられていた。
あ『ちょっ…はるか!?』
はるか「……俺のことどう思ってんの？」
あ『……普通に兄だとしか思ってないけど』
そういった途端、ぐいっと顔を上げられる。
あ……高嶺さんの時と同じ＿＿
はるか「………」
はるかの顔が近づいてくる。
ま、まさか……。
あ『……っ……はるかっ！！』
ぐっと胸板を押すけどはるかは私の背中と後頭部に手を回していて離れられない。
あ『やめてっ…！』
はるか「黙って」
そう言ってはるかは私の唇と重ね合わせた。
あ『…ん〜〜っ……！！』
はるかは何度も角度を変えて離そうとしない。
ねぇ…何があったのはるか…？
そのまま私ははるかのベッドに押し倒された。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 910人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか？ 早く続きが見たいです！ (2019年10月24日 16時) (
レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます！直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) ＊47＊のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか？ 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか？ (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園（せいおうがくえん）と読みます！ (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月8日 9時
