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辰哉side
無事に葬儀や手続きを終えかけた、ある土曜日。
今日1日、亮平の姿を見ていない気がした。
本命の日は刻一刻と近づいてるから勉強頑張ってるのかな?
そんな気持ちでいたけど
「…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!(泣)」
辰「……えっ!?」
大「ちょっ…何事!?」
涼「風呂場から聞こえない…?」
康「なぁ!!!!!助けてや!!!!!」
翔「どうしたんだよ!」
康「亮平にぃが………亮平にぃがっ!!!……ヒック………グスッ…(泣)」
翔「とりあえず風呂場に向かお。」
.
凄まじい光景が広がってた。
風呂場のドアは開いていて水浸し。
亮平の口にはガムテープが貼ってあって、キンキンに冷えた水風呂の中に全身浸かっていて。
更には自分の手、足、首をきつく 締 めていた。
それを見たであろう康二と羅羽は大号泣。
辰「…大介と涼太は康二と羅羽を見てて!翔太は救急車!」
翔「…おう!」
大,涼「…分かった。」
水風呂から救い上げ、できる限りの事はした。
それはもう…無我夢中で………
父さんと母さんを失って、可愛い弟まで失いたくない………
そこから何もかもあっという間だった。
救急車が来て、病院に搬送され、別室へ連れられて。
目を覚ますのはもう少し時間がかかりそうだけど、最悪な事態の心配はなかったらしい。
ただ、もう少し遅かったら危なかったんだとか。
大「なぁ…亮平さ……」
辰「………」
大「……本当は、こんな事したくなかったんじゃない?」
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美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近寒くなってきたので体調などにも気をつけてくださいね (2022年1月11日 11時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まそ。 | 作成日時:2022年1月11日 7時