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風 ページ2
夜の試合を終え、俺は自室の乱れたベッドに飛び込んだ
「あー疲れた！」
最近試合がほぼ休み無しだったからか疲れがどっと出る
「ねみい…」
明日は試合が無い、久しぶりの休みだ
それを考えると少し嬉しくなってくる
そして朝のノートンとの会話を思い出した
「そうだ、明日休みだからノートンのとこ行こ」
朝誘いを断ってしまったのが少し心残りになり、俺は重い体を起こしてノートンの部屋へ向かった
ーーー
ノートンの部屋は俺の部屋の正面の部屋から2部屋おいた部屋だ
俺は扉をノックした
「ノートン、いるか？」
返事がない
「いねえのか？」
今の時間は夜の12時、連日試合が続いているのなら疲れて寝てる可能性が高い
「まあ、明日言えばいいか」
起こすのも悪いと思い俺は自室に戻った
その時ふわりと
土屑のような匂いが微かに風に乗って廊下に舞っていた
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【湖の宝石】(プロフ) - この作品本当に大好きです！ゆっくりでいいので更新頑張って下さい！ (2021年6月6日 2時) (
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作者名：ナメクジの番犬 | 作成日時：2020年12月26日 22時
