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10話 ページ12
屋上の鍵が空いていることにかけ、教室から出た。
廊下には、溢れんばかりの人、人、人。
落ち着かない。こんなにも、周りにはたくさんの人がいるって言うのに。
逆に、お前は一人ぼっちだ。なんて言われている気がしてならない。
こういうことを、世間一般では被害妄想と呼ぶのだろうか。
自分自身が惨めに見えて仕方ない。
早く、人がいない静かな場所へ。
その一心で廊下を抜ける。
屋上に着いたはいいものの、やっぱり鍵は空いてなかった。
私は、屋上のドアの前で座り込む。別に、屋上じゃなくても、人が来ないならいっかな。
そう思い私は、残りの休み時間を睡眠に当てるため、目を閉じた。
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結(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2021年10月15日 19時) (レス) @page13 id: 6628e56f40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アボカド | 作成日時:2021年9月10日 22時