おれのお嫁さん

9 ページ9

・



・



玲於「……あー。超ねむい」




A「おはよう。れおくん」







眠い目をゴシゴシしながら

リビングにやってくるれおくん




今日はお早い出勤らしくて……



昨日もジムにこもってたって言うし

本当にEXILEさんのとこはストイックなんだなって改めて実感





A「ご飯できてるよ。

今日はねフレンチトーストです」



玲於「あーうーん」





目をウロウロさせながらの受け答えは

本当にパーフェクト



可愛すぎて朝から死にそう……。





玲於「……あ。

俺言い忘れてたんだけどさ。」



A「…なに？」






カフェオレをコクっと飲みながら

大した話じゃないんだろうなぁって思いつつ
聞いてみた。







玲於「明日から収録で家いないんだよね

まあ3日くらいだしすぐかえ___」





A「……」




玲於「…一応聞くけど。

俺行っても大丈夫？」



A「やだ」







条件反射に出た可愛くない返事



結婚して初めての危機に直面してしまった




やだやだ。

絶対さびしくなるもん







玲於「…あのねAちゃん

俺だってさびしいよ？」






すっかり目も見開いて

困ったようにするれおくん








A「……わがままいってごめんね。

がんばってきて……。」




玲於「……もーそんな顔されたら

行けねぇじゃん」




A「してないよ…。

元気いっぱい……だよ。」






と言いつつ目線はどんどん下がってしまう



そんな私を見て

こちらに向かってきたれおくん






玲於「……帰ってきたら

めっちゃ甘やかしてあげる」





ギュッと後ろから抱きしめてくれた









A「…なんか。なんか納得いかない」



玲於「だってお前赤ちゃんみたいなんだもん」



A「……スレンダーで色気たっぷりだもん」



玲於「ふははっ笑」







え。そこ笑うとこ？

って思ったけど笑う姿も可愛くて……。



つい私も笑ってしまった









玲於「……もう少し充電させて。」




A「……っんぅ」







私はれおくんのキスがすき。




強引で







ずるくて








愛おしく感じちゃうんだ

10→←8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す