12 ページ12
・
・
俺はこの日をずっと待ってたんだ
玲於「じゃ。おつ」
隼「なんだ。
その無駄のないお疲れは。」
亜嵐「でもなんでお疲れ様ーなんだろ。
日本語よくよく解釈すると意味わかんなくない？」
なんと言われようがどうでもいい。
俺は「お疲れ様です」の議題について
熱く討論する2人を置いて
全力で社内を走った。
途中受付嬢から
廊下走らないでぇそこおお！！
と言われたのも当然気にしない。
______早く会いてぇ
ロビーをぬけて
会社をでた。
自己新記録を達成できたと思う
そしたら一瞬しろい手が見えて
また一瞬で視界が真っ黒になった
A「……誰だと思う？」
息のあがる俺にお構いなしに
目をふさぐA
玲於「……A」
A「えっとね。
じゃあヒントをあげます。」
玲於「……」
どうしても続けたいらしく
こんな人の行き交う場で
堂々としゃべり続けるA
冷たい視線も気になんないらしい。
A「私はれおくんのお嫁さんです」
玲於「……A」
A「まだ分からないんですか？
んっと。……じゃあ
私は美容師です。」
いっきにぶっ飛んだな
つかなんだこれ。職務質問か。
玲於「わかんねぇな。
スリーサイズでも教えてよ」
A「私は下世話な人がお嫌いです」
玲於「……さーせん。」
A「……そして愛する人がいます。」
ドキッとした
当たり前だけど。すんごい胸が高鳴った
A「……その人と2日離れるだけで
寂しくて…。顔が見たくなって
夜な夜なGENEのライブDVDを見てました」
玲於「……」
A「愛する人が映る時は
必ずと言っていいほどリピートしました」
なんだ。
このめちゃくちゃリアルなカミングアウトは
A「最後です。
私はその人の事を今抱きしめたいと思ってます」
玲於「
抱きしめればいいんじゃない？
……って思います」
Aは手をほどき
そして抱きしめた
A「……ありがとうございます」
玲於「…どーいたしまして」
Aはとても嬉しそうだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 548人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し69087号(プロフ) - はるるさん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年8月10日 21時) (
レス) id: e2815493af (このIDを非表示/違反報告)
はるる - 面白いですね！更新待ってます!! (2017年8月10日 20時) (携帯から) (レス) id: 3f3496247a (このIDを非表示/違反報告)
名無し69087号(プロフ) - コメントありがとうございます！なんかめっちゃテンション上がりました！笑 (2017年8月10日 12時) (レス) id: e2815493af (このIDを非表示/違反報告)
LaLa - すごく面白いです。更新楽しみにしてます。頑張って下さい。 (2017年8月7日 23時) (レス) id: d68116edee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あずき x他1人 | 作成日時：2017年8月5日 20時
