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目をさますとハックは白いシーツの引かれた
ベットに寝ていた｡
ハック
[痛っ！？いてて・・・]
身体を起こそうとすると身体の節々がじんじんと
痛む｡
ゆっくりと起こしながら｡すぐそばの窓からを
見やると真っ暗な空に，ちらほらと星が光っていた
[おや，気が付いたかい？]
そばにはあの時ハックの身体を支えてくれた
男の研究員がいた｡
ハック
[あの，ここは？]
[研究所の病室さ｡
転んだ拍子にあちこち身体を打っていただろう？
まだ痛むだろうから数日ゆっくり寝ているといい]
ハック
[そう・・・なんですかありがとうございますっす]
[まったく，君には驚いたよ｡
倒れた拍子に思い切り頭をぶつけていたのに
そのまま眠り込んでしまうんだから]
ハック
[あはは・・・]
思い返すとだんだん恥ずかしくなってきて
顔が熱くなる｡
[それで，君のお仲間のことなんだが，
無事元に戻ったよ]
ハック
[キリンさんが！？本当っすか！？]
[ああ，薬を打って今はぐっすりと寝ているよ｡
だが，彼は違法な薬を打たれて精神的にも
肉体的にも相当な負荷がかかっていた｡
だから一週間ほど様子を見て退院かな]
ハック
[そうなんすね・・・よかった]
本当によかった｡
これでまたキリンさんと一緒に活動できるんだ｡
そう思うと鼻がつんとして目から涙が溢れる｡
それを男に悟られないよう袖で拭う。
今日は泣いてばっかりだ｡
博士や他の研究員さん達のおかげで・・・
あ，そうだった｡
ハック
[米倉さんは，今どこへ？]
あの人が，米倉さんが博士に頼んでくれなければ
キリンさんを助けることはできなかった｡
礼を言わなければならない｡
自分一人ではきっとどうにもならなかった
だろうから｡
[米倉さん？
ああ，彼女なら今は会えないと思うよ]
ハック
[え？どうしてっすか？]
[なんでも昨日急に休むと連絡がきて，
今休んだ分の仕事をさばいている最中じゃないかな？
だから今日は・・・というよりあと二日は徹夜続き
だから無理だろうね]
ハック
[え"っ"・・・・！？]
昨日といえばハックがあいりん地区に
向かっていた日だった｡
あの時，米倉さんが駆けつけてくれなければ
どうなっていたかはわからない｡
[とにかく，君は数日ここで治療を受けて
大人しく寝ていること｡いいね？]
ハック
[わかりました]
それじゃあ私はこれで，と
男は部屋から出ていった｡
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ゆで卵おにぎり - ハックくん･･･かわいい･･･お、推しのヤンデレ化･･･Ω＼ζ°)ﾁｰﾝ (2月18日 18時) (
レス) @page23 id: 7d1b2bd9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ウ~さん - ハック君カミ☆ (5月28日 21時) (レス) @page23 id: 6b78acdc8d (このIDを非表示/違反報告)
糸 - 可愛い〜な〜ハック〜 (2021年6月12日 20時) (レス) id: e10c7dd1ad (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 無の人さん» コメントありがとうございます！ハックくん可愛いですよね！私の最推しです！ (2021年5月3日 9時) (レス) id: ba65bfcac0 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - んんんんんんん？？？？可愛いねぇ...ハックさん... (2021年5月2日 6時) (レス) id: 3661fca636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2021年4月21日 21時
