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4話 ページ5

降谷「まだ持ってたのか?」

私はガタンッと椅子から落ちた。

何故ならそこに零がいたから…。

貴女『れ、零…』

彼はニコッと笑う。

降谷「落ちるなよw お前に頼みがある。」

笑っていた彼の顔が真剣になる。
潜入捜査のことであろう。

貴女『笑わないで。えぇ。いいわよ。なにかしら?』

降谷「俺のクライアント…いや、安室透のクライアントとして俺と接触して欲しい。」

貴女『…。それがいいわね。そういえば、次の殺し零…いや、バーボンと一緒らしいわよ。ラムの意向で。』

降谷「ほぉ。それはちょうどいい。」

それから、私と零で自然な接触方法の打ち合わせをした。

____

翌日。

〜ポアロ〜
((カランコロン

梓「いらっしゃいませ〜!お好きな席どうぞ〜!」

可愛い女の子が出迎えてくれた。
なんか、若い←

貴女『あ、ありがとうございます。』

座って小さなメニュー表を読む、あ、紅茶。
レモンティーでいいかな…。ハーブもある。ストレートでもいいな。

迷う。。。

梓「ご注文お決まりですか〜?」

貴女『あ、すいません!ハーブティーとオススメのケーキおまかせでお願いします』

梓「おまかせですか?うーん。。。あ、じゃあ試作なんですけど、お店からのサービスってことで…」

貴女『え、それは…』

梓「感想聞きたいので、気にしないでください!」

貴女『じゃあ、ぜひ…。』

梓「はーい!少々お待ちくださいませ!」

しばらく読書をしていると、後ろから安室透が出てきた。
打ち合わせ通りに…

((カランコロン

その時小さなメガネの男の子がお店に入ってきた。

コナン「…お姉さん!!」

貴女『…?私かな?なぁに?僕』

コナン「うん!お姉さんが読んでる本僕知ってるよ!ネタバレはしないけど面白いよね!あ、お隣いーい?」

貴女『え、あ、うん。いいよ。僕、難しい本読むんだね。だってこれ…』

コナン「僕そういうの好きなんだぁ!」

貴女『へ、へぇ。凄いのね。』

どうしよ。。このままじゃ接触できない。

安室「…おや?コナンくん!と、貴女は玲香さんじゃないですか?」

今、男の子の目がギラりとした気がする。

私はこの手の目には鋭いのよ。

僕、ただの坊やじゃないのね?

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作者名:レイ | 作成日時:2020年3月18日 20時

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