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「…あ、ごめん…二宮くんだ…」
二宮「…ニノくん、」
「…え」
二宮「…ニノくんって呼んでよ」
私がニノくんって呼んでたことなんて…忘れてると思ってたのに。
貴方はずっと…覚えててくれてたんだね
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「…ニノくん？」
二宮「…」
「…どうしたの？」
にのみ…、ニノくんは、私のおでこに海水で張りついた髪の毛を手で分けて
髪の毛が分けられた私のおでこに、ニノくんのおでこが重なる
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「…、っ」
二宮「…もう、ほんっと…平瀬のことになると頭まわんなくなる」
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当たり前だけど距離が近い
鼻と鼻まで当たっちゃいそうで…ニノくんの息遣いもすぐそこに感じる。
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しばらくしてからおでこが離れて
二宮「…寒いな、あの浜辺まで泳げる？」
「…うん、泳げる」
二宮「…ちゃんとしたら…平瀬に…話したいことあるから」
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浜辺に上がると冷たい風が吹いてて…
当たり前だけど服はずぶ濡れで体が重い
重い体で砂浜に足をとられていると、
二宮「ほら」
ニノくんが手を差し伸べてくれた
その手を…とっていいのか迷っているとニノくんが…早くって急かすから
ゆっくりと、その手に…私の手をのせた。
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遥 - もう、ずっと泣いてます！最後は嬉しくて泣いてしまいました。感動です！応援してます (2017年2月24日 23時) (
レス) id: de956f531d (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - ゆっきーさん» ゆっきーさん＊コメントありがとうございます。私も書いていて結末をどうしようか悩んだ結果、この最後になりました。しっかり味わって読んで頂けてるようで嬉しいです^^ (2017年1月28日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 初めまして。少し前から読ませていただいていました。切なさともどかしさに悶えていましたが、やっと素直に気持ちを認めて踏み出した二人にほっとしました。素敵なお話をありがとうございました^ ^ (2017年1月28日 1時) (レス) id: e830c97901 (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - keiさん» keiさん＊嬉しいです(；＿；)主人公ちゃんの一途な想いが伝わっていれば嬉しいです(*´`)ありがとうございます！ (2017年1月17日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - すごくステキでした！夢中になって読みました。切なくてでも主人公ちゃんがかわいくて、キュンとしました(*´∀｀)また晋作を楽しみにしてます。 (2017年1月17日 0時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ夏
| 作成日時：2017年1月6日 23時
