＊─二宮─ ページ3
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って…平瀬どこにいんだよ…
大野さんもかっこつけるならちゃんと詳しいとこも教えろよな…
携帯を取り出して連絡帳を遡る
あ…相葉、相葉さんでいいや
一番最初にでてくる都合のいいこの人の名前をタップして通話ボタンを押す
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相葉『もしもーし！にのちゃん！？』
二宮「…相変わらずお前はワンコールででてくれんのな」
相葉『にのちゃんからの電話なんて珍しすぎるから！仕事中だけど出ちゃった！で、なに？』
二宮「…いや、ダメだろ。…あー、あのさ、平瀬どこにいるか…」
雛乃『二宮！？！アンタ今どこにいんの！』
二宮「…うっるさ、！」
コイツら二人揃ってマジ声でけえんだよ…
雛乃『Aなら今日仕事だから！後で店の場所メールするから！そこ行って！じゃあ切るから！』
一気にまくしたてられるだけまくしたてられて切られた。
…って、メールも早ぇな
·
送られてきた地図を見ると
二宮「…めっちゃ近いじゃん、…あれか」
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偶然にもそこは俺のいる通りのすぐそこにあって
そっとドアを開けるとそこには眉毛の濃いイケメンが珈琲を淹れていた。
『いらっしゃいませ』
二宮「…あの、ここに女の店員さんはいませんか」
『平瀬ですか？平瀬なら今お客様と一緒に外にでておりますが』
二宮「…あー、そうですか。じゃあ…」
『…まって。…君が、二宮くん？』
二宮「…え、なんで俺の名前」
『ふーん…そっか、君が…ねえ。』
イケメンは俺を品定めするようにジロジロ見てニヤリと笑う
二宮「あの…」
『思ってたよりひょろひょろしてんだな(笑)』
は？いや…失礼すぎねえ？
二宮「なんなんすか…」
『平瀬なら、貴方の“彼女さん“と出ていかれましたよ』
二宮「…彼女って…まさか、…楓？」
なんで…アイツ…
まさか…
二宮「…すいません、ありがとうございました…！」
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遥 - もう、ずっと泣いてます！最後は嬉しくて泣いてしまいました。感動です！応援してます (2017年2月24日 23時) (
レス) id: de956f531d (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - ゆっきーさん» ゆっきーさん＊コメントありがとうございます。私も書いていて結末をどうしようか悩んだ結果、この最後になりました。しっかり味わって読んで頂けてるようで嬉しいです^^ (2017年1月28日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 初めまして。少し前から読ませていただいていました。切なさともどかしさに悶えていましたが、やっと素直に気持ちを認めて踏み出した二人にほっとしました。素敵なお話をありがとうございました^ ^ (2017年1月28日 1時) (レス) id: e830c97901 (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - keiさん» keiさん＊嬉しいです(；＿；)主人公ちゃんの一途な想いが伝わっていれば嬉しいです(*´`)ありがとうございます！ (2017年1月17日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - すごくステキでした！夢中になって読みました。切なくてでも主人公ちゃんがかわいくて、キュンとしました(*´∀｀)また晋作を楽しみにしてます。 (2017年1月17日 0時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ夏
| 作成日時：2017年1月6日 23時
