＊─二宮─ ページ18
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二宮「平瀬をおいて…楓のところへ向かったら、楓が言ったんだ」
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楓『和くんは…私のこと、これからもずっと…っ、すぐに助けに来てくれるよね…？』
二宮『…先輩、？』
楓『私…、私ね…』
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────和くんのことが好きなの
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二宮「楓にそう言われた瞬間、自分の中でなにかが変わった。…この人を、俺が守ってやらないとって思うようになったんだ」
「…」
二宮「誰かに必要とされているなら、答えたい…そう思ったんだよ」
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でも、楓と付き合い始めてからは…よく分からなくなってた
楓と…ずっと一緒にいたこの五年
不満があったわけじゃないのに
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…埋まらないんだ。
前までは満たされていたはずの穴が
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『ニノくん？』
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ぽっかり空いたまま、埋まらない。
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二宮「…また、平瀬と会えて…あの夜平瀬に好きだ…って言われて、やっと気づいた」
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二宮「…俺の方が、平瀬を必要としてたんだ。」
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遥 - もう、ずっと泣いてます！最後は嬉しくて泣いてしまいました。感動です！応援してます (2017年2月24日 23時) (
レス) id: de956f531d (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - ゆっきーさん» ゆっきーさん＊コメントありがとうございます。私も書いていて結末をどうしようか悩んだ結果、この最後になりました。しっかり味わって読んで頂けてるようで嬉しいです^^ (2017年1月28日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 初めまして。少し前から読ませていただいていました。切なさともどかしさに悶えていましたが、やっと素直に気持ちを認めて踏み出した二人にほっとしました。素敵なお話をありがとうございました^ ^ (2017年1月28日 1時) (レス) id: e830c97901 (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - keiさん» keiさん＊嬉しいです(；＿；)主人公ちゃんの一途な想いが伝わっていれば嬉しいです(*´`)ありがとうございます！ (2017年1月17日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - すごくステキでした！夢中になって読みました。切なくてでも主人公ちゃんがかわいくて、キュンとしました(*´∀｀)また晋作を楽しみにしてます。 (2017年1月17日 0時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ夏
| 作成日時：2017年1月6日 23時
