＊ ページ13
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ニノくんと、私は…いわゆる同じ高校の同級生
『…っあ、現文の教科書…忘れ、た』
二宮『…ん、見してあげる』
『え、いいの？ありがとニノくん！』
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ニノくんは、いつも私のことを助けてくれて
私は多分…すぐにニノくんを好きになった
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『え、雛乃雅紀くんと付き合ってるの！？』
雛乃『しーっ！！声でかい！』
『告白したの…？』
雛乃『したんじゃなくてされたの！』
『…えぇ、よかったじゃん…！おめでとうっ…』
雛乃『ちょ、泣いてる？！なんで？！涙ふいてほら！』
『…うっ、ありがとう…』
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雛乃と雅紀くんが付き合い始めて…
雛乃によると、私とニノくんもいい感じだったそうで
雛乃『花火大会！四人で行こうよ』
『四人って…雛乃は雅紀くんと二人で行きなよ』
雛乃『大人数の方が楽しいでしょ。それにAが二宮ともっとお近づきになれるチャンスじゃん。ね？』
『…う、…でもニノくんかっこいいし、優しいし…誰かほかの人と行くかも』
雛乃『馬鹿ね…誰かに先越される前に誘うの！ほら、誘ってこい！』
『え、ええええ…』
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あの時の私は…純粋に、緊張して
二宮『平瀬？』
『…あ、あの』
二宮『ん？なぁに』
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────花火大会、一緒に…行きませんか！
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小さな乙女心を盛大に振り絞って、頑張った。
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二宮『…うん？いいよ』
『…え？え…いいの？』
二宮『俺でよければ…だけどね？』
『…うん、うん…うんうん！いい！ニノくんがいい！』
二宮『ふはっ…、なんだそれ(笑)』
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この時の私はただただ純粋に、喜んでいた。
これが、ニノくんと離れるきっかけになるとは知らずに、浮かれていたんだ。
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遥 - もう、ずっと泣いてます！最後は嬉しくて泣いてしまいました。感動です！応援してます (2017年2月24日 23時) (
レス) id: de956f531d (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - ゆっきーさん» ゆっきーさん＊コメントありがとうございます。私も書いていて結末をどうしようか悩んだ結果、この最後になりました。しっかり味わって読んで頂けてるようで嬉しいです^^ (2017年1月28日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 初めまして。少し前から読ませていただいていました。切なさともどかしさに悶えていましたが、やっと素直に気持ちを認めて踏み出した二人にほっとしました。素敵なお話をありがとうございました^ ^ (2017年1月28日 1時) (レス) id: e830c97901 (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - keiさん» keiさん＊嬉しいです(；＿；)主人公ちゃんの一途な想いが伝わっていれば嬉しいです(*´`)ありがとうございます！ (2017年1月17日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - すごくステキでした！夢中になって読みました。切なくてでも主人公ちゃんがかわいくて、キュンとしました(*´∀｀)また晋作を楽しみにしてます。 (2017年1月17日 0時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ夏
| 作成日時：2017年1月6日 23時
