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『あ、にのみやくん』
二宮「あ、…平瀬の」
道の途中に、平瀬の働く店で会った顔の濃いイケメンが立っていた
松本「松本、って言います。よろしく」
二宮「…はぁ、」
松本「随分…濡れてるけど、海にでも落ちた？」
二宮「まぁ…そんなとこです」
松本「…そんな二宮くんに。松本特製ドリンク。平瀬と飲んで」
差し出されたのは、マグカップ2つ
二宮「…ココア、っすよね？」
松本「松本特製ドリンクです」
二宮「…はい」
松本さんへの不信感…が拭いきれないまま、松本特製ドリンク…おそらくココアの入ったマグカップ2つを受け取る
二宮「ありがとうございました…じゃ、」
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松本「…平瀬のこと。マジで幸せにしてやってよ」
松本さんは、急に真剣な顔でそんなことを言った
…この人は、俺が知らない間の平瀬を多分一番よく見てきたんだろう
なんとなく、そう感じた
二宮「今まで…色々、ありがとうございました」
松本「…今度、平瀬と二人で…ウチにコーヒー飲みに来てくださいね」
松本さんはそう言うと自分の店へ戻って行ったようだった。
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相葉「あ、ニノ遅い！」
二宮「ごめんなさいねー…相葉さん、ちょっとこの店借りてい？」
相葉「まさか…ニノ俺の仕事とるつもり！？」
二宮「ちげぇわ！察しろや」
相葉「…ん？」
雛乃「あー、もう雅紀！ほら、行くよ！」
相葉「え、どこに！？」
二宮「ありがと…こんな彼氏もつお前も大変だな」
雛乃「もう慣れた。…A、この奥にいるから。下手こくんじゃないわよ」
二宮「分かってる…」
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2人が出ていって、シン…と静まり返る店の中で、“ハックシュ…“って平瀬のくしゃみが響いた。
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遥 - もう、ずっと泣いてます！最後は嬉しくて泣いてしまいました。感動です！応援してます (2017年2月24日 23時) (
レス) id: de956f531d (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - ゆっきーさん» ゆっきーさん＊コメントありがとうございます。私も書いていて結末をどうしようか悩んだ結果、この最後になりました。しっかり味わって読んで頂けてるようで嬉しいです^^ (2017年1月28日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 初めまして。少し前から読ませていただいていました。切なさともどかしさに悶えていましたが、やっと素直に気持ちを認めて踏み出した二人にほっとしました。素敵なお話をありがとうございました^ ^ (2017年1月28日 1時) (レス) id: e830c97901 (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - keiさん» keiさん＊嬉しいです(；＿；)主人公ちゃんの一途な想いが伝わっていれば嬉しいです(*´`)ありがとうございます！ (2017年1月17日 12時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - すごくステキでした！夢中になって読みました。切なくてでも主人公ちゃんがかわいくて、キュンとしました(*´∀｀)また晋作を楽しみにしてます。 (2017年1月17日 0時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ夏
| 作成日時：2017年1月6日 23時
