ふわり、ふわり、じわり ページ7
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その辺にあったタクシーに飛び乗って、和也のマンションに向かう
タクシーの中で和也に電話しようと携帯を見たけど、まさかの充電切れ
「っ…、」
時刻は、10時18分
焦る気持ちを抑えて、カラの携帯を握りしめる
家にいなかったらどうしよう
家の中に、あの女の人がいたら…？
考えれば考えるほど、頭に浮かぶのはネガティブなことばかり
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＊『つきましたよ』
「あ、ありがとうございますっ…」
見慣れた景色
すっかり暗くなって、私の息は白くなって
「…ゆ、雪…？」
＊『ほんとですね。今年はホワイトクリスマスになりそうだ』
運転手さんはそう言って微笑んで、私が降りたのを見届けて、走り去った
それから、マンションのエレベーターに乗って、和也の部屋に急いだ。
「…」
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和也はマンションにいなかった
インターホンを鳴らしたけど、なんの音もしなくて
人がいる気配もしなかった
·
滲む視界を揺らしながら、近くの公園のブランコに座る
上を見上げると、真っ暗な空から…真っ白な可愛らしい雪が降ってくる
ふわり、ふわり
ひとつが、私の掌に落ちて…溶けた
私の恋心が萎んでいくように
じわりと、溶けた。
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ぷらむ(プロフ) - ゆりさん» ゆりさんいつもコメントしてくださってありがとうございます(；＿；)今回は修羅場から始まり甘々でくくるラストにしてみました（笑）これからもコメントしてくださると嬉しいです♪ (2017年1月9日 23時) (
レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - ゆかりさん» きゅんきゅん要素をどっかーんと詰め込んでみました！なのでそう言って頂けるとすごくすごく嬉しいです、、 (2017年1月9日 23時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
ぷらむ(プロフ) - Kasumiさん» 今回は短く甘めに書いてみました（笑）コメントありがとうございます♪ (2017年1月9日 23時) (レス) id: 5718d51275 (このIDを非表示/違反報告)
Kasumi(プロフ) - ドキドキが止まらない！ (2017年1月4日 9時) (レス) id: 5a5dc08590 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - きゆんがとまらないよ (2016年12月27日 21時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つむ夏
| 作成日時：2016年12月22日 23時
