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過去編5 ページ25

天元side




名乗ってからしばらく経つが......


(気まずすぎる......)



いや、普通であれば店側が話を繋がなければだが

なぜか動揺している俺は、何も考えられなかった



成瀬「あのさ、」



天元『!、はい』



成瀬「さっき、なんかボソッと言ってたけど

僕のこと知ってる?会ったことあったっけ?」



天元『あ、いえ。実は、今日の昼間に

店のそばで見かけまして......』



成瀬「?.....................あー!あの少年の!

そっか、この店のそばだったんだ」



随分長く考えていたが、思い出したようだ



成瀬「中々かっこよかったよね僕」



天元『あの』



成瀬「ん?」



天元『自分が損になるのに、どうして他人なんか

助けたんですか?』



やってしまった。


やっと会話が始まったと思った途端に、

こんなことを言ってしまった。



(絶対やばい......殴られるか?)



成瀬「どうしてって、言ったでしょ?」



天元『はい?』



成瀬「中々かっこよかったよねって」



天元『...........はぁ、』



成瀬「要はカッコつけだよ、時々ない?


自分にどれだけの価値があるんだろうって思った時に


カッコつけてみると、


あぁ、あの人にとっては価値がある人間になれたんだろうなぁって


思えるんだ」



天元『変なやつですね』



成瀬「おおっと、いきなり直球だな笑


いいじゃん、変上等。


自己肯定感は高い方が人生楽しいよ、多分ね」



天元『......あんた何歳だ?』



成瀬「ピチピチの16歳」



天元『同い年とは思えない考えだ』



成瀬「それは環境が違うからさ、


当然のように、考えも、人生の楽しみ方も違うよ」




総括していうと......



成瀬はまじで変なやつ。



でも、不思議だった。



話はスっと心に入ってくるし、聞きやすかった



結局その日は、話しただけで終わったし。



その後も床に入ることはなかった。

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Lui(プロフ) - うぇ!??な、なんだと。 (2021年3月13日 22時) (レス) id: 5f8faa6051 (このIDを非表示/違反報告)
モブちゃん - haikiさん» 頑張ってください!あっ!宇随さんが尊いっ。作者様は神+天才=神レベルの天才! (2020年12月28日 7時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
haiki(プロフ) - 尽きちゃいましたか笑!待ってくださるのがわかったのでちょっと必死に文字書きます!!!!!! (2020年12月22日 8時) (レス) id: 267eaae224 (このIDを非表示/違反報告)
モブちゃん - ごめんなさい。間違えました。命が尽きる限り、ではなく命が尽きない限りでした。穴があったら入りたいです。 (2020年12月22日 7時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
モブちゃん - haikiさん» もちのろんです!命が尽きる限り、煉獄さんの物語を待ち続けます!成瀬さん格好いい。私も成瀬さんみたいな彼氏欲しい。 (2020年12月21日 16時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:haiki | 作成日時:2020年5月23日 22時

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