【鬼滅の刃】吉原 〜宇髄天元編〜

藤屋8 ページ17

蓬莱(ほうらい)side




萩葱(はぎ)｢おい、さっきから下手くそすぎだろ｣


縹(はなだ)｢......下手ではない｣



霞(かすみ)｢なんで同じとこ開けるの？｣



蓬莱『そろそろ飲みすぎじゃねーか？

無理すんな義勇』



縹｢無理ではない、少し暑い気がするが脱げばいい。

早く菊を入れろ。次は無一郎だぞ｣



萩葱｢お前が饒舌なのに酔ってないわけねーだろ

横になれ酔っ払い｣



蓬莱『つーか、お前らいつまでここにいるんだ？』



霞｢天元さんが昔話を聞かせてくれるまでかな｣



蓬莱『なんでだよ、』



縹｢しのぶが言っていたんだ。面白い話が聞けるとな

だからこうして菊の花で戯れ

さながら友人のように話してもらおうという｣



萩葱｢お前まじ黙ってろ｣



(こいつら......)

蓬莱『はぁ、別に面白くねぇよ。

吉原じゃよくある話だ。』



霞｢それが今日のお客に関係あるんでしょ？｣



蓬莱『......』



霞｢襖越しに聞いてた炭治郎から聞いたんだけど｣



蓬莱『なにサラッと盗み聞きしてんだあいつ』



霞｢南様の連れ、天元って名前の人を探してるって｣



蓬莱『！！』

(やっぱり......)



霞｢名前は、成瀬｣



蓬莱『あぁーーー！確定しちまったじゃねぇか！！』



霞｢よかったね｣



蓬莱『よくねぇ！！』



萩葱｢なんでだ？どんな関係か知らねぇが

お前に逢いに来たんなら会ってやればいいだろ｣




あーーーー、だからよぉ！！！！




蓬莱『......昔の恋人と10年ぶりに会うやつの気持ち

考えろよ！！！』



霞｢え、｣



萩葱｢は？｣



縹｢昔の恋人だと？それはどういうことだ天元。

その時にした約束とやらを叶えるために

成瀬様はここに来たというのか｣



霞｢義勇さん本当に黙って？寝てて？｣







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はい、4人が遊んでいる座敷遊びについてです。




『菊の花』という遊びです。



人数分のおチョコを用意し裏返しておきます。


ひとつのおチョコに菊の花を隠し入れ


｢誰が取るのか菊の花｣と歌いながら


1人ずつ開けていき、菊の花が出た人は


罰ゲームとしておチョコでお酒を飲みます。



今回は、1人が菊の花を隠し


他の3人で回し、


それが終われば隠す人を交代し

的な感じで遊んでいました。

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