16. 続く倖せ （番外編第２話） ページ32
「あー、もうオレ、この入り口だけで
泣いちゃいそうっ(＞＜)」
「まーまー、相葉さん、
落ち着いてっ(苦笑)」
「そこ潤くんが泣くとこだろっ」
「俺はぜってぇ泣かねぇーしっ(怒)」
「おーっ、言ったなっ(笑)」
「オレらしっかり見てるかんなっ(笑)」
「るせーっ。早く行くぞっ」
「待ってよー、マツジュンっ(笑)」
あれから１年。
それからもいろんな事があったけど。
気がつけば式当日。
気持ちのいいくらいの快晴の６月。
私は今日、とうとうお嫁に行く。
「おじゃましまーすっ」
ノックと同時に。
相葉さんを先頭にガヤガヤと
控え席へと入ってきた嵐の５人。
一番最後に。照れくさそうに
パパが入ってくる。
純白のウエディングドレスを
身にまとった私を見て。
開口一番、大野さんが叫ぶ。
「うおーっ♪杏桜子ちゃん、
超きれーっ(*^^*)」
「ぅわぁーっ...
杏桜子ちゃぁーんっ(＞＜)(泣)」
「ハイハイハイッ、あーばさん
やっぱ泣いたぁーっ(苦笑)」
「相葉ちゃんじゃねぇだろ、
父親はっ(笑)」
まるで自分の身内のことのように
喜んで。感激してくれている皆。
今まで本当にありがとうございます。
皆、いつだって
本当のお兄ちゃんのように
私のことかわいがってくれたよね。
「花嫁様、お父様、
そろそろこちらへ御移動願います」
「あ、じゃ、俺ら
チャペルで待ってるねー」
「頑張ってね、マツジュンっ(^^)」
突然パパと二人っきりに
なっちゃった...
ちょっぴりドキドキしながら
席を立ったら、パパが
ボソッとつぶやく。
「...馬子にも衣装だな」
「もぉーっ！ホント最後まで
そんな口...」
その瞬間。自分でも予期せずに
ぽろりと涙がこぼれ落ちる。
や...やだ...私...
そんな私に。パパは優しく
私の頭をぽんぽんとしてくれる。
「うそ。
....すげぇ綺麗だよ、杏桜子。
それに。最後なんかじゃない。
結婚は家族が増えることだから。
幸せをつないでいくことだから。
俺も12年前杏桜子と
冬桜子と一緒になって。
翼が生まれて。幸せだらけだった。
こうして幸せは続いていくんだ。」
...パパ...っ...
もうたまらなくなって。
次の瞬間。パパに抱きついた。
”ったく”って顔しながらも。
パパも少し赤い目で
私をしっかりと抱きとめてくれる。
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あやや(プロフ) - あぁ、何度目のBLUEでしょうか？続編を読む前にまた、最初から読み返して号泣。私も相変わらずの家庭内別居状態なので自分と重ねてしまい号泣号泣。私の所にも潤くん迎えに来て〜！と思いつつ私の唯一のストレス解消です！また作品楽しみにしています！ (2018年10月23日 22時) (
レス) id: c04ac18ba1 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - モノクロさん» いつもいつもありがとう！そうだね、モノクロちゃんもいつかこういう日を迎える時がくるんだよね（想像してジーン（涙））（*^^*)その日まで私、妄想書き続けるわ〜(笑)なぁんて（^^) (2015年12月13日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - kazuさん» ありがとうございます（^^)我が家にも娘がいるので（しょう担ですが(笑)）今回ツクールに転記するにあたって私も感慨深い気持ちに...（^^)潤くんは絶対素敵なパパになりそう♪あぁ、でもまだもう少しそれは先の話でお願いしたいっ！(笑)こちらこそありがとうでした♪ (2015年12月13日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - 美月さん» ありがとうございます〜（^^)お化粧無事直せましたか？(笑)そう言ってもらえて本当にうれしいです。はい、これからもよろしくお願いします(*^^*) (2015年12月13日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - みえこさん» 最後までお付き合いありがとうございます。こんな先の未来まで書いたのはあの時初めてでしたが、いつのまにかみな３０代に。今読み返すと不思議な気分です。また次回作でもお付き合いよろしくお願いします（^^) (2015年12月13日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2015年12月1日 14時
