89. ストレートな気持ち ページ41
「寒くない？」
「うん、大丈夫...」
車に乗り込んでからすぐ潤くんは
ヒーターの温度を少し上げてくれる。
でも。それ以上何も話し出そうとしない。
ヒーターの音だけが車内に、
２人の間に低く響いてる。
私から言わなくちゃ。謝らなくちゃ。
涙もやっとおさまったんだし。
でも。声がうまく出ない。
だって。冷静に考えてみても。
明日を待たずして
潤くんがここに来たっていうのは。
すぐにでも話したい事があるわけで。
...きっとそれは。いい話じゃないよね...？
そう思ったら。またとまってた涙が
にじんできてしまう。
「Aっ？！」
それに気づいた潤くんがあわてて
私の目じりいっぱいに溜まった涙を
そっと親指でぬぐってくれる。
「泣くなってっ Aに泣かれると
俺、マジでやばい(＞＜)」
「うん...ひっく....ごめ...」
優しくされたら。
ますます涙があふれてしまう。
潤くん...どうしてここに来たの...？
こんな私と。もう一緒に住むの、
嫌になった...？
でも次の瞬間、潤くんは。
すっと私の手をとって
自分の手としっかりと組みつなぐ。
え....
びっくりして顔をあげたら。
まっすぐな瞳で私を見つめている
潤くんが先に口を開いた。
「ごめん。昨日は俺が言い過ぎた。
美樹ちゃんから聞いたんだ。
Aがあんなに酔ってた訳。
笹森を狙ってる女にハメられたって。」
「あ....」
美樹ちゃんが....
「もう少しちゃんと俺がAの話聞いてりゃ
こんなことにならなかったんだよな。
ホント、それは悪かったって反省してる。」
潤く...あっ、わ、私もっ！
ストレートに謝ってくる
潤くんに動かされるように
私も今まで滞ってた言葉が
堰を切ったように出てくる。
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かこ(プロフ) - minamiさん» きゃーんっ(//∇//)ありがたいお言葉を♪ありがとうございます(*^^*)名前変換魅力で気軽に始めたつくーる、今では私の生活の大切な一部に。これからもどうぞよろしくお願いします(///∇///) (2015年5月24日 21時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - かこさん。6周年おめでとうございます！そしてツクールに来て下さってありがとうございます！いつもキラッキラ＆きゅんきゅん作品ありがとうございます☆ (2015年5月24日 20時) (レス) id: 3ef49521b0 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - モノクロさん» ありがとうーー！！気がつけば７年目。妄想の種が枯渇するまで進み続けていこうと思います。ついに最終章へ入ります。スタートか甘甘だけど驚かないでね(笑)(*^^*) (2015年5月24日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - (*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ) ああ…生殺されました笑 笹森くんと潤くんがしっかりと握手をするところ、ぐっと来ました(*´∇｀*) 明日以降も楽しみにしてます(*ノ▽ノ) そして！六周年おめでとうございます(^-^) これからも素敵なお話作って下さい♪ (2015年5月23日 15時) (レス) id: fe40c0e409 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - mikitiyさん» ありがとうございます(*^^*)気がつけばそんなにも経っていました(笑)これからもどうぞよろしくです。 (2015年5月23日 13時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2015年4月15日 16時
