84. やっぱ最強の女 ＜J side＞ ページ36
「変だと思ったんですよね。
奈々ったら。Aさんの隣に
陣取ってどんどんお酌するから
Aさん断れなくて
どんどん飲んじゃって。
まぁ、元々お酒好きですからね(苦笑)
心配はしてたんですけど、
私、智くんの看病で途中で
飲み会抜けちゃったから。
だから半分は私の責任でもあります。
ごめんなさい」
え....じゃあ、Aは。
その彼女の策にはめられて。
あんなに酔って....？
なのに俺、そんなこと知らずに
Aにひどいこと言っ....
「...や...美樹ちゃんのせいじゃ...」
予想もしてなかった事実に。
驚いて言葉がうまく出てこない。
頭の中で昨日のAと、
俺らの会話がぐるぐると回りだして。
後悔で胸が痛みだす。
「あ、もうひとつ。Aさんのこと、
もっと信じてあげて下さい。」
「え...？」
「Aさん、奈々に言ってました。
どんなに奈々に潤さんのこと
いろいろ言われようと
笑顔で潤さんのこと、
『信じられる人だから』って。
やきもちも愛情の一つの形だと思うし。
独占欲だって女にとっては嬉しいものだけど。
時には。好きだから、愛してるからこそ、
Aさんの事信じてあげてください。」
「美樹ちゃ...」
「...なぁんて。
えらそうに言っちゃいましたけど。
美樹もそれが一番難しいんですけどね///」
「....ん。わかった。努力する。」
「美樹も。頑張りますっ。えへへ///」
言いにくい事をはっきりと。
まっすぐに伝えてくれた美樹ちゃん。
....ありがとう。
やっぱ美樹ちゃんは俺にとって
最強の女だな(苦笑)。
美樹ちゃんの言葉で。
それまで小っせぇことに囚われて。
つまんねぇ感情に絡め取られて。
ジタバタしてた自分が恥ずかしくなる。
一番近くにいたのに。
一番わかってるつもりだったのに。
俺はAの何を見てきたんだよ....っ
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かこ(プロフ) - minamiさん» きゃーんっ(//∇//)ありがたいお言葉を♪ありがとうございます(*^^*)名前変換魅力で気軽に始めたつくーる、今では私の生活の大切な一部に。これからもどうぞよろしくお願いします(///∇///) (2015年5月24日 21時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - かこさん。6周年おめでとうございます！そしてツクールに来て下さってありがとうございます！いつもキラッキラ＆きゅんきゅん作品ありがとうございます☆ (2015年5月24日 20時) (レス) id: 3ef49521b0 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - モノクロさん» ありがとうーー！！気がつけば７年目。妄想の種が枯渇するまで進み続けていこうと思います。ついに最終章へ入ります。スタートか甘甘だけど驚かないでね(笑)(*^^*) (2015年5月24日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - (*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ) ああ…生殺されました笑 笹森くんと潤くんがしっかりと握手をするところ、ぐっと来ました(*´∇｀*) 明日以降も楽しみにしてます(*ノ▽ノ) そして！六周年おめでとうございます(^-^) これからも素敵なお話作って下さい♪ (2015年5月23日 15時) (レス) id: fe40c0e409 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - mikitiyさん» ありがとうございます(*^^*)気がつけばそんなにも経っていました(笑)これからもどうぞよろしくです。 (2015年5月23日 13時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2015年4月15日 16時
