74. 重い朝 ページ26
....ん...っ...
頬に当たる陽の光で目が覚めた。
...朝....？ここ.....
目を開けて。
真っ先に飛び込んできたのは
ベッドから見えるいつもの朝の景色。
家のベッドの上、だ...
え....いつここに...？
起き上がろうとした瞬間、
頭に重く走る痛み。
痛...
ゆっくりと体を起こし。
一生懸命昨日の事を思い出す。
昨日は...そう笹森くんの歓迎会で。
そう、確か奈々ちゃんにどんどんお酌されて。
久しぶりに飲みつぶれて....
タクシーに乗ったような..
そして...どうしたんだっけ？
でもおぼろげに記憶にあるのは。
潤くんに抱きあげられて
優しく髪をなでられたような...あ....
その時。リビングから
人の気配と物音が聞こえる。
潤くんいるの...？
頭に響かないようにベッドから降りて。
ゆっくりとリビングへと向かう。
ドアを開けたら。
潤くんが出かける支度をしていた。
「お...おはよ...」
「おはよう。体、大丈夫か？」
「う、うん...ありがとう...」
言葉が続かない。
潤くんに雰囲気がいつもと少し違う気がして。
心臓が変な風にドキドキし出す。
この分だと私、昨日潤くんに
かなり迷惑かけちゃったよね...？
「あ、あの、潤くんっ、昨日はごめんなさいっ！
私、すごく迷惑かけたよね？！
あの、運んでくれたの、潤くんだよね？
あの...」
そこまで言いかけて
言葉に詰まった私の顔を見て。
潤くんは短いため息をひとつついて
ソファに腰をおろした。
「俺は。エントランスから
ベッドまで運んだだけ。
家までは。笹森が送ってきた。」
「え....」
笹森くんが送ってくれて...
あ、じ、潤くんと会ったの...？！
そんな大事な記憶がまるっと抜けてる。
私、そんなに酔ってたの？！
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かこ(プロフ) - minamiさん» きゃーんっ(//∇//)ありがたいお言葉を♪ありがとうございます(*^^*)名前変換魅力で気軽に始めたつくーる、今では私の生活の大切な一部に。これからもどうぞよろしくお願いします(///∇///) (2015年5月24日 21時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - かこさん。6周年おめでとうございます！そしてツクールに来て下さってありがとうございます！いつもキラッキラ＆きゅんきゅん作品ありがとうございます☆ (2015年5月24日 20時) (レス) id: 3ef49521b0 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - モノクロさん» ありがとうーー！！気がつけば７年目。妄想の種が枯渇するまで進み続けていこうと思います。ついに最終章へ入ります。スタートか甘甘だけど驚かないでね(笑)(*^^*) (2015年5月24日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - (*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ) ああ…生殺されました笑 笹森くんと潤くんがしっかりと握手をするところ、ぐっと来ました(*´∇｀*) 明日以降も楽しみにしてます(*ノ▽ノ) そして！六周年おめでとうございます(^-^) これからも素敵なお話作って下さい♪ (2015年5月23日 15時) (レス) id: fe40c0e409 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - mikitiyさん» ありがとうございます(*^^*)気がつけばそんなにも経っていました(笑)これからもどうぞよろしくです。 (2015年5月23日 13時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2015年4月15日 16時
