64. 一触即発 ＜M side ＞ ページ16
....とひそかに喜んでAさんを見たら。
さっきまであんなにかっこよかったのに。
私と目が合ったとたん、
自分で言ったことに照れて
赤くなり始めてるーっ(苦笑)
もぉーっ Aさん、かわいすぎっ///
そのギャップ、なんなんですかっ(*^^*)
こういうとこに潤さんも
やられちゃってるんだろうな(笑)
「あ、わ、私、ちょっとトイレっ///」
ついにいたたまれなくなって(笑)
Aさんは私の視線から
逃れるように席を立った。
うふふ(^^)
思わずもれる笑み。
でも次の瞬間、気を取り直した奈々が
私に向かって半分怒りながらつぶやきだす。
「ばっかみたい、Aさんっ。
あんなに信じ込んじゃって。
男なんてそんなもんじゃないのにっ。
絶対だまされてるにきまってるっ」
「いいかげんにしなよ、奈々。
Aさん、ホントに
笹森さんのことなんて狙ってないよ？」
「ううんっ、絶対心の奥では
キープとか思ってるよ。
彼とだめになったら即行
笹森さんにいくんだよ」
...あー。ほんとわかんない奴っ☆
「あのさ、誰でも自分と同じとか
思わない方がいいよ」
「何よ、自分と同じって
どういう意味よっ？！」
「文字どおりの意味だよっ。
Aさんはあんたとは違うんだから」
「なっ☆ちょっと美樹っ、何よ、それっ」
「ホントのこと言って何が悪いのよっ」
いい機会かも。
こうなったらとことん
やり合ってやろうか？！
でも。
互いににらみ合って。
一触即発寸前のその時。
「飲んでる？」
すっとスマートに隣から
席に戻ってきた笹森さんが話に入ってきて
言い合いは中断になった。
「あっ///は、はい、あ、お帰りなさいっ」
勢い巻いてた奈々は。
また作り笑顔して
猫なで声にコロッと変わる。
私もとりあえずそこまでにして口を閉じる。
まだまだ奈々には
言い足りないこといっぱいだったけど。
ナイスタイミング、笹森さんっ！
会話の中身は聞こえてないとは思うけど。
きっと。意図的に、だよね？
ヒートアップしていた私達を見かけて
助け舟出してくれたんだよね？
うん。この人なら奈々の毒牙は見抜いてそう。
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かこ(プロフ) - minamiさん» きゃーんっ(//∇//)ありがたいお言葉を♪ありがとうございます(*^^*)名前変換魅力で気軽に始めたつくーる、今では私の生活の大切な一部に。これからもどうぞよろしくお願いします(///∇///) (2015年5月24日 21時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - かこさん。6周年おめでとうございます！そしてツクールに来て下さってありがとうございます！いつもキラッキラ＆きゅんきゅん作品ありがとうございます☆ (2015年5月24日 20時) (レス) id: 3ef49521b0 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - モノクロさん» ありがとうーー！！気がつけば７年目。妄想の種が枯渇するまで進み続けていこうと思います。ついに最終章へ入ります。スタートか甘甘だけど驚かないでね(笑)(*^^*) (2015年5月24日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - (*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ)(*ノ▽ノ) ああ…生殺されました笑 笹森くんと潤くんがしっかりと握手をするところ、ぐっと来ました(*´∇｀*) 明日以降も楽しみにしてます(*ノ▽ノ) そして！六周年おめでとうございます(^-^) これからも素敵なお話作って下さい♪ (2015年5月23日 15時) (レス) id: fe40c0e409 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - mikitiyさん» ありがとうございます(*^^*)気がつけばそんなにも経っていました(笑)これからもどうぞよろしくです。 (2015年5月23日 13時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2015年4月15日 16時
