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「....そ、そんなのいないしっ」
だから私も憎まれ口で答えるんだ。
そんな私の言葉に。一瞬考えた風に黙って。
今度はふっと真剣な瞳に変わって
すぐにまた聞いてきた相葉くん。
「....ふーん。.....ね、
好きなタイプってどんなの？」
「え？！」
「や。料理うまいし。気はきくし。
掃除も上手だし。なのになんで
彼氏いないのかなぁーと思って。」
「おっ、大きなお世話っ」
「好きな人、いないの？」
その瞬間。信じられないくらい
大きな音を立てた心臓。
とたん不安定なリズムで
走り始める鼓動。
お、落ち着いて....っ....
きっと相葉くんに
他意はないんだろうから。
また思いついた事
口にしてるだけなんだから....っ
でも.....こんなこと
聞いてくるの初めて...だ....
....”いる”よ.....？
目の前の。あなただよ。
はっきりとそう告げられたら
どんなにいいだろうに。
でも。わかってる。
想いを口にした瞬間、
この2年懸命に守ってきたものが
一瞬にして崩れ落ちることも。
こうして見せてくれている
相葉くんの笑顔、
二度と見られなくなることも。
「い.....」
”いないよ”って言いかけるけど。
うまく声が出てこないの。
何か言わなくちゃって
どんどんあせるのに答えられない。
だって...本人を目の前に。
上手く嘘つけないよ....っ....
相葉くんも何も口にしようとしせずに。
私の答えの行方を待っているようで。
....ど、どうしよう.....っ....
その時。コーヒーが運ばれてきて。
私達の間の変な緊張感が
パッと消えうせる。
自分から聞いておいて。
相葉くんも何事もなかったかのように
いたって普通にコーヒーを飲み始める。
.....よかった......
ホッとするも。
すぐにまたこみ上げてくる
切なさともどかしさと。変な憤り。
私が元気なかったり、嬉しい時には
すぐに気付いてくれるくせに。
どうして私の本当の気持ちには
気付いてくれないの....？
時々思うんだ。
今の私達の関係を
壊したくないのはホントだよ。
友達でもいいから。
相葉くんを近くでずっと見ていたい。
でも。どこかで
決断しなくちゃいけないのなら
いっそ自分から壊してしまいたい、なんて.....
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かこ(プロフ) - かおちゃんさん» ありがとうございますー(#^.^#)またソロ曲で書いてみたいです。 (2014年9月5日 20時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» こちらにもありがとうございます(///∇///)相葉さんはなかなか妄想が浮かばないのでそう言っていただけて嬉しいです♪いつでもまたいらしてくださいね(*´∀｀) (2014年9月5日 20時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
かおちゃん - 良かったですよ(^ ^) (2014年9月5日 19時) (レス) id: 1740620d69 (このIDを非表示/違反報告)
ｳｯﾁｰ(プロフ) - はじめまして。じゃなくて！（＾◇＾）のお話とっても面白かったです！まちゃきがかわいかったぁー。また、遊びに来ます！ (2014年8月26日 19時) (レス) id: 24099b4af9 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - れもねーど@ボードみて！さん» ありがとうございます（^^)実際、友人に片想い、近いだけにつらいこともいっぱいですよね（＞＜）これからもよろしくお願いします。 (2014年8月22日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年8月21日 7時
