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グッと。私の両手をつかむ相葉。
溶け始めたアイスクリームが
私の甲を伝って。
ポトリポトリと
石畳の上に落ちていく。
まっすぐに。真剣なまなざしで
私を見つめながら相葉は口を開く。
「ずっと好きだったよ。
高校のころからずっと。
でもその気持ちに気づいた時には。
もうオレ達すっかり”親友”で。
今更告白なんてしたら。
もう側にもいられないんじゃないかって。
そう思ったら全然ダメだった。
他の子に告白される度、
毎回お前に相談なんてしてたのだって。
”付き合わないで”って。
お前がいつか言ってくれんじゃないかって。
そうしたらグッと背中押されて。
お前に”好きだ”って
言えるんじゃないかって。
そんなことバカみたいに期待してたから.....
.....あれ、それってオレ、
やっぱりバカか....(苦笑)」
.....うそ....私たち.....
ずっと。おんなじ気持ちだったの.....？！
驚きと。嬉しさで。
涙がもう止まらない。
願って願ってやまなかった
言葉を口にする相葉が。
今、間違いなく私の目の前にいて。
ずっとずっと欲しかったその瞳、
私だけに向けてくれているなんて。
ねぇ、相葉...？
バカだったのは。
私も同じだよ.....？
「....い...いきなり抱きしめるなんて。
反則.......っ///」
やっとの思いで口にした言葉。
「.....だって。こうでもしなきゃ
越えられなかった。
友達長すぎて.....(＞＜)」
「ちゃんと。ちゃんと言ってよ、
最後までっ！......./////」
私のセリフに。一瞬動きを止めて。
次の瞬間安心したように微笑んでから。
相葉は見たことがないような甘い瞳で
まっすぐに私を見つめながら言う。
「大好きなんだ、お前のこと。
だから。これからも
ずっと一緒にいよ.....？」
それから。もうすっかり
溶けてしまったアイスで
ベトベトになってしまった
私の甲をペロッとひとなめした。
「ひゃっ★ひゃあっ..///」
「うふふ♪ ごちそうさまでしたっ(＾＾)」
「も、もうーーっ！きゃっ★」
反撃しようとしかけたら。
次の瞬間思い切り抱きしめられて。
今度こそ下に落ちてしまったアイスクリーム。
まだクリームまみれの手を。
そっと相葉の背中にまわして
私もキュッと力を入れる。
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かこ(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» ありがとうございます(///∇///)相葉さんと幼なじみな恋人、なぜかゆゆく浮かびます。こんな幼なじみがいたらなぁ(#^.^#) (2014年9月4日 11時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
ｳｯﾁｰ(プロフ) - お話、素敵でした。二人のかわいい恋が実ってよかったです。 (2014年8月26日 23時) (レス) id: 24099b4af9 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - 美夏(´･∀･`)さん» ありがとうございます♪続編はないのですが相葉さんショートはまだあるのでいずれ公開しますね。 (2014年8月20日 20時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
美夏(´･∀･`)(プロフ) - とっても面白かったです！続編がみたいなぁ…って思っちゃいました（笑） よかったら続編書いてください！ (2014年8月20日 20時) (レス) id: d213899cfb (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ほのさん» わ！お仲間がいたっ(笑)私はスキマスイッチが好きで パソコン打ち込み作業中はよくBGMでかけてます(^^)/ (2014年8月19日 9時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年8月18日 18時
