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重ねるうちにどんどん
胸が熱を増していく。
そしてどんどん生じてくる、
”もっと、もっと”って気持ち。
目を閉じて。
唇に意識を集中させて。
少しずつ唇を押しあてる
強さを変えてみたり。
自分の唇で松本のそれを
包み込むようにしてみたり。
松本の唇は。
思ってたよりずっと柔らかくて。
ずっとずっと優しい感触で。
カイロとかストーブとか。
そういう暖かさとはまた違う。
いわゆる”人肌のぬくもり”って
なんて気持ちよいものなんだろう。
あー、なんだろ、これ。
体の奥からどんどん
私が満たされていくんだ。
....まともに考えたら。
私、なんてことしてるんだろう。
まさに。「THE 寝込みを襲う」の図。
頭の中ではそう思う冷静な部分が
少しは残ってるのを感じるけど。
なんか。全部もうどうでもいいや。
こうして飽くまで松本を
感じていられるなら。
もう他のことなんて
どうでもいいとさえ思えてしまって。
....どうしよう......
止まらないよぉ....///
あと一回だけ、って。
重ねた唇を動かしかけたら。
その瞬間。ゆっくりと
目を開けた松本。
.....わ....っ....!!
バチンと合う目と目。
突然の出来事と。
あまりの至近距離に。
息する事も。松本から離れる事も
瞬間忘れてしまった私。
ただただ呆然として。
まっすぐに私を見つめる松本から
目をそらせなかった。
起きぬけも手伝ってか。
状況がまだはっきりと
理解できてないような松本は。
そっと自分の唇に指を当てて。
そうして私に向かって口を開く。
「...っ...え、い、今の...っ？！
お前っ....？」
.....わ....ぁっ..//////
「......っ!!やっ、ち、違っ....
ごめん.....っ！！」
「ちょっ、待っ...！！」
もうそれしか出てこなくて。
言い放ったと同時に
あわててコートとバッグをまとめて
私は松本を残して店を飛び出した。
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のののの - コメント遅れてすみません(^｡^;)かこさんの小説楽しみにしてますっ！！本当にがんばってください！！ (2014年8月13日 10時) (
レス) id: fbe6431a7c (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ののののさん» ありがとうございます♪帰京したらまたガシガシ更新しますね。 (2014年8月12日 17時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ののののさん» ありがとうございます♪帰京したらまたガシガシ更新しますね。 (2014年8月12日 17時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ののののさん» コメントありがとうございます♪いやいや、変態ではありませんよーっ(笑)妄想してる私が一番やばいですからっ(笑)ドキドキしていただけてよかったです( 〃▽〃) (2014年8月12日 17時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
のののの - かこさん！！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2014年8月12日 9時) (レス) id: fbe6431a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年8月7日 7時
