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平常心を取り戻して
トイレから戻ったら。
松本は居眠りしてた。
テーブルに頬杖ついて。
コクリコクリと。
気持ち良さそうな顔して。
疲れた体に酔いがまわったかな。
もう少しだけ寝せておいてあげよう。
席につこうと。
松本の向かい側に
まわりかけたその時。
不意に目に飛び込んできた
松本の寝顔。
瞬間。不覚にも。
その濃ゆーい顔の、
立派な成人男子を。
”かわいい”なんて思ってしまって。
もう目が離せなくなってしまってた。
ほんのり赤く染まった頬。
肌、白いなぁ.....
私なんかよりずっと白い。
テレビや雑誌では
完璧なアイドルだけど。
お化粧してない松本の肌は
ところどころ荒れてたり。
ひげあともしっかり見えてたりして。
ごくごく普通の２８歳の男子っぷりで。
それが余計にリアルで
ドキドキしてしまう。
上も下も長いまつげ。
世の女の子たちは
こんなまつげが欲しくって
毎日必死に努力してるというのに。
神様って結構不公平だ。
今日も一糸乱れずに
シュッとしてる眉毛。
絵に描いたように
スーッと通った鼻筋。
そして。
男子のくせに
コラーゲンたっぷり、
ぷっくりプルプルな唇。
上下のほくろが艶めいて見える。
口角なんかもキュッと上がって。
形いいなぁ。
薄い唇がコンプレックスな私には
何ともうらやましい限り。
次の瞬間。
思わず吸い寄せられるようにして
指でなぞってしまったその輪郭。
.....わぁ.....っ....
.弾力があって柔らかい....
その時。胸に突然浮かんだ、
何とも大それた考え。
...指じゃなくて。
唇で触れてみたら
どんな感触なんだろう....って..
そう感じたと同時に。
引力に導かれるように
ゆっくりと松本に
顔を近づけ始めた私。
その距離、いつのまにか５センチ。
私になんてちっとも気がつかずに
松本はすっかり眠りこんでいる。
近づくたびに強さを増す
魅惑的な松本の香り。
微かにかかる吐息まで甘くて。
もうからめとられてしまった私は
引き返すことも
止まる事もできなくて。
次の瞬間。軽く触れた唇と唇。
０コンマ何秒の接触だったから
一度じゃよくわからなくて。
.....もう一回.....
あと一回だけ......
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のののの - コメント遅れてすみません(^｡^;)かこさんの小説楽しみにしてますっ！！本当にがんばってください！！ (2014年8月13日 10時) (
レス) id: fbe6431a7c (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ののののさん» ありがとうございます♪帰京したらまたガシガシ更新しますね。 (2014年8月12日 17時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ののののさん» ありがとうございます♪帰京したらまたガシガシ更新しますね。 (2014年8月12日 17時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ののののさん» コメントありがとうございます♪いやいや、変態ではありませんよーっ(笑)妄想してる私が一番やばいですからっ(笑)ドキドキしていただけてよかったです( 〃▽〃) (2014年8月12日 17時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
のののの - かこさん！！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2014年8月12日 9時) (レス) id: fbe6431a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年8月7日 7時
