10. 熱い想い ページ10
「どう？一年間やっていけそう？」
「うーん....自信はないけど
.....やるしかない。
元々、芸能コースのあるガッコじゃなくて、
この学校選んだ時に決めたことだから、
ぜってー卒業してみせるって。
昔からの仲間と過ごす時間も、
嵐の仲間と仕事する時間も、
どっちも今のオレには大切なことだし。」
「仕事、そんなに好きなんだ？」
「うん。好き、だし、責任もある。
例えばさ、ある仕事ひとつに対して、
いろんな人が裏で、表で
俺や嵐のこと支えてくれているんだよね。
「好き」だからこそ、それにちゃんと
答えられる自分でいたい、。
そのためには.... なんていうんだろ、
自分がニュートラルになれる場所が
すごく必要っていうのか。
それで自分のバランスが
取れるっていうか。
とにかく、欲張りかもしれないけど
今の俺には両方とも必要なんだ。」
....驚いた....
こんなにも熱く、
しっかりと彼が語るから。
決して生半可な気持ちではいないんだ。
芸能人だろうが、一般人だろうが、何歳だろうと
仕事ということに対する姿勢や思いは
なんら変わらないんだなって。
自分より６つも下なのに、
ちゃんと考えているんだなあ....
「....さっきは悪かったね....」
「ん？！」
「そんなに誇りもってやっている
グループの名前間違えちゃって....」
「あ、いいって、いいって。
俺らもまだまだだなーって火ついちゃったし」
笑顔で力こぶポーズとってみせる
松本君.....いい子だな。
私まで何だかやる気に満ちてきた。
「松本君！！！！」
「あ、ハイ」
「がんばって卒業しようっ！
できる限りサポートするから！！」
松本君は、1人熱くなっている私を
不思議そうな顔で見つめ、
それからふっとほほえんだ。
その少し大人びたような
笑顔と無邪気な瞳が、
なんだかとってもアンバランスで、
彼が退室した後もその表情が
しばらく胸に焼き付いていた。
11. 知っていく ＜J side＞→←9. 意外な素顔 ＜J side＞
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かこ(プロフ) - 夏さん» ありがとうございます。変換ミスですね。直しました(^_^;) (2014年7月18日 23時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 2の、 便りになる存在→頼りに じゃないですか？ (2014年7月18日 22時) (レス) id: 99a29e3e26 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - えこさん» きゃんっ♪早速のコメありがとうですー。どっぷりヒロイン気分満喫してくださいね（^^)お仕事お疲れ様ですっ。 (2014年7月8日 15時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
えこ(プロフ) - かこさん、楽しみにしてますよ〜。今丁度休憩中でした。ポプコンもキュンキュンですよね！すっかり主人公気分な私です、ハイ。o(^▽^)o (2014年7月8日 15時) (レス) id: 61d13ac018 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - えこさん» そうなんですよ、一番衝撃的だった体験かも。今ならどんと構えられるけど当時はうら若き乙女（笑）正直怖かったです。日々更新がんばりますね。ポプコンも下書きかなりたまってるのですがなかなか打ち込めなくて★今週中には必ず！ (2014年7月8日 15時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年7月5日 19時
