32. ２か月目 ページ32
あの告白の夜から
気がつくと２か月経っていた。
もう毎日がキラッキラッ♪
いつでもフルパワー全開モードのオレ。
Aちゃんの存在が
めちゃくちゃオレの力になっている。
どんなハードな仕事だって
スケジュールだって
何だってどんとコイッ、来いっ状態。
毎日そんな調子だから
当然メンバーにももうバレバレで★
「なーんか相葉ちゃん、
最近あやしいなあーー♪
余裕で普段の３倍は
はっちゃけてんじゃん」
折に触れてオレのこと
からかってくるニノ。
「...いっつも相葉ちゃん
こんなんじゃん？」
なんて言うリーダーの
目線もなんだか違う？！
翔ちゃんなんて、
やっぱさすがーって感じで。
いきなし「今度紹介してよ♪」って、
移動時のちょっとした瞬間に
小声でそっとささやいてくるし。
なんかさ。そんな皆の反応も
嬉しくって仕方ないの、今のオレ(＞＜)
あーーーー(＞＜)
Aちゃんにすっげぇ
会いたくなってきたっ。
....どんどん好きになってる。
考えらんないくらい、
オレの頭ん中、胸ん中、
Aちゃんでいっぱいの毎日。
付き合い始めたからといって
会えない日は相変わらず多いんだけど。
いたって変わらないAちゃん。
もちろんオレのこと
好きでいてくれるのは
すごく伝わってくる。
でも時々ふっと不安そうな顔をする。
やっぱり寂しい思いさせてるよね。
ゴメンネ、Aちゃん...
もうすぐ鬼門(？)の
３か月目.....って
きっと、いや、絶対大丈夫！
絶対オレたちは大丈夫っ！！！
ふと元カノのことが
よぎってしまった。
ううん、Aちゃんは彼女とは違う。
この恋愛は今までのとは
全然違うんだから。そう。
だから自信持てよ、雅紀っ！！
来週の名古屋ドームライブ
終わったら少し時間できるかな。
そしたらゆっくり
冒険して２人で遠くへ。
夜なら目立たないだろうから
ナイトパスで遊園地、
なんてのもいいかな♪
なんてあれこれ考え始めたら
笑いが止まらなくなってきちゃった。
隣で不思議そうにオレのこと見てる
松潤の視線に気がつき、
あわてて姿勢を正し、
ゆるんだ顔を締めなおす。
ね、Aちゃん？
この頃のオレは、始まった恋と、
どんどん募っていく
自分の想いでいっぱいいっぱいで。
Aちゃんが時々見せる
不安定な表情や変化の、
本当の意味にまったく
気がついていなかったんだよね...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かこ
| 作成日時：2014年1月18日 18時
