1. 冬の札幌 ＜J side＞ ページ1
＜＜ ２００９．１２月 SAPPORO ＞＞
「...寒っ...みぃ...」
さすが北海道。
１２月といえど、
この冷え込みは東京では
味わえない厳しさ。
雪もすでに
しっかりと積もっていて。
街を歩いている人達の格好見てると
正直東京とあんま変わんないから
つい錯覚してしまうけど。
こうダイレクトに
激しい寒さを体感すると。
やっぱり北国に
来たんだなぁって実感。
久しぶりに単独での
１泊北海道仕事。
順調にこなし。
夕方には終わり。
皆で飯食って軽く飲んで
(こないだのツアー時に
休みだったジンギスカン屋、
ついに行けたぞっ♪)
明日は朝イチの飛行機で帰京予定。
でもこのままホテルに戻んのも。
なんかもったいない気がして。
せっかくだから観光がてらぶらり
その辺一人で歩いて帰ることに決めた。
スタッフさんたちと別れ。
俺だけの札幌観光のスタートっ！
...つってももう有名どころは
閉まってる時間。
ま。しょうがねぇか。
日常とは違う街の空気を
感じられるだけでもいいや。
寒いから階段降りて地下に入る。
東京でいくと
”新宿”のような
位置づけになるのか？
歓楽街の入り口・すすきの駅から
北に向かって地下街を進んでいく。
両脇に並ぶお店は
徐々に閉まりかけている。
ニット帽、サングラスにマフラーと。
冬のいでたちのせいか、
すれ違う人は誰も俺に気づかない。
なんかちょっと嬉しくなってくる。
程なくして。
次の駅・大通に到着。
目の前に大型ビジョンが
その姿を現す。
さっき現地スタッフさんが言ってた
「ヒロシ」ってこれか？！(笑)
黄色のテレビ型のかわいらしいキャラ。
これを目印に待ち合わせする
若者が増えてるって言ってたっけ。
確かに早めに着いたとしても。
これなら退屈しないでいられそう。
そこから交差してる
別の地下街を歩いて。
たどりついた突き当り。
おっ札幌テレビ塔じゃん♪
一瞬テンションあがるも。
おしくも営業時間外。
ちぇっ....しょうがねぇか。
また次回だな。
今度は。来年のツアーの時
メンバーと一緒に来るか。
地上へ上がり。
外から塔を眺める。
ここが「大通り公園」か。
どうやら公園の
一番端に来てるよう。
ちょうどその時期なのか、
公園はイルミネーションで
ライトアップされている。
その雪に映る、鮮やかだけど
優しい光を見ていたら。
なんだか少しその中を
歩きたくなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 402人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かこ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます♪北海道色満載な作品、私も大好きなストーリーです。どうぞよろしくです♪ (2014年8月1日 21時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - かこさんの作品読みやすくて好きです！popcornに続き 私の大好きなお話です。こちらも続きがすっごく楽しみです♪ (2014年5月6日 6時) (レス) id: f7fb08dbe2 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - あ~ちゃんさん» ありがとうございます♪すでに完結作品なので毎日更新を目指していますが。待ちきれないときには他作品もよろしかったらぜひ♪ (2014年5月1日 12時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
あ~ちゃん - 今日 この作品に出逢いました。続きが楽しみです。読みやすくてテンポが良くて・・・読み返すのが好きなので待ってます。有難う。 (2014年5月1日 11時) (レス) id: b6f277a24a (このIDを非表示/違反報告)
あ~ちゃん - 今日 この作品を見つけました。更新が楽しみです。読みやすくてテンポがいいですね。 (2014年5月1日 11時) (レス) id: b6f277a24a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かこ
| 作成日時：2014年4月29日 9時
