【４３】（12/16） ページ43
「まるぅ〜今日は余計なことせんとってな！」
通された楽屋のドアを勢いよく開けて、
開口一番にそう言う。
「、、、楽屋入って一言目がそれかい。笑」
「やって、早よ帰りたいんよ！
まるが余計なことしたら絶対押すやん！！」
「えぇ〜ボク、そんな余計なことしてませんて〜ただチョチョイと小ボケをかましてるだけですやーん」
クネクネと気持ち悪い動きをしながら
俺にすり寄ってくる。
「ホンマにお願いやから…巻いて欲しいとは言わん！仕事やからちゃんとする！
でも、余計なことで押すのはいややねん！」
お願いって両手を合わせるけど…
「えぇ〜いっつも大声で笑ってくれはるのに、なんでですの〜？」
「女や女。わっかりやす〜」
「わっ！すばるくんいつの間におったん？」
「最初からおったわ。」
「ちっさいから分からんかったわ〜」
「あ”？シバくぞ、ゴラァ」
お猿さんみたいにキィーと敵意むき出しの
すばるくんは置いといて…
「ホンマ、頼むで？まるちゃん…」
「えぇ〜」
「珍しいね。おーくらがそんなん言うの。」
「せやから、女やって。」
じーっと皆に見られて、渋々
「、、、昨日、彼女、出来ました。」
すばるくんの言葉を認める。
別に隠したかった訳やないけど、
この人たちに言ったら、言われる言葉はわかってた。
「、、、彼女が出来るのはええけど、
どっかに撮られて、色んな人に迷惑かけるようなことはもうすんなよ。」
村上くんの核心をついた言葉。
多分、ここにいる皆が思ってることを代弁してくれたんやと思う。
「分かってる…。関ジャニ∞も、ファンも、彼女も大切にしたいと思ってるから、軽率な行動はもう取らんって誓うわ…。」
みんなの目を真っ直ぐ見てそう言うと、
「お手並み拝見やな〜」
「なんかあったら頼りぃ。」
「今度彼女さんにあわせてなぁ〜」
いつもの雰囲気に戻る。
ホンマ、ええ仲間に恵まれたと思う、わ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 966人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ma
| 作成日時：2017年11月15日 14時
