恋の季節２【Alan.s】

勘違い ページ8

亜嵐｢玲於からAちゃんと飲むって聞いてさー

めっちゃ仕事巻いてきたの笑


そしたら予定より30分くらい早く終わった｣






亜嵐くんの車の中で

楽しそうに話す亜嵐くん




私はそんな余裕なくて

大好きな人の車で

大好きな人と話して

こんな贅沢なことない、





亜嵐｢…ってAちゃん聞いてる？｣


｢あ、聞いてる聞いてる、笑｣


亜嵐｢ほんとかよ笑｣






亜嵐｢てかさー、

…玲於とよく飲むの？｣



｢玲於と？

ううん、今日は２回目かな？


1回目は偶然だけど…｣



亜嵐｢ふーん｣




｢……｣


亜嵐｢……｣




気まずい、、、


何故かわかんないけど謎の沈黙…








｢…あ、コンビニ寄らない？｣


亜嵐｢また肉まん？｣


｢いや、あんまんでしょ｣


亜嵐｢どっちでもいいわ笑｣









亜嵐｢ん、Aちゃんのもちょうだい？｣



｢あんまん、食べるの？｣


亜嵐｢食べるよ笑

おいしいじゃん｣




｢肉まんに対する裏切りだ｣


亜嵐｢じゃあAちゃんは肉まん食べないの？｣



｢……｣


亜嵐｢食べないの？｣



｢…食べる｣



亜嵐｢じゃあ交換！｣



そう言ってパクっとあんまんを食べた




おいしいじゃん

とか言ってもぐもぐしてる




……//////


か、関節キスだよ…/////





亜嵐｢Aちゃん、肉まん冷めちゃうよ｣



｢あ、うん…｣




亜嵐｢どうしたの？

ほら、口開けて｣



私の手の中にある肉まんを

ひと口サイズにして

私にあーんってしてくれる亜嵐くん




｢…//////

いい、！自分で食べれる///｣



亜嵐｢そ？｣






ずるいよ、

好きでもない人にこんな事しないでよ



…勘違い、しちゃうじゃん…

幸せ→←亜嵐くんのもの

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