恋の季節【Alan.s】

麗奈さんの悩み ページ39

｢｢｢お邪魔しまーす｣｣｣


舞｢はぁー、

やっぱりAの家、落ち着く〜｣



仕事を終えて、

駅前のスーパーに寄ってから自宅へ




麗奈｢とりあえず飲も〜｣



真希｢明日も仕事あるんだから

飲みすぎないでよ｣




麗奈｢てか聞いてよ


私の彼氏、浮気してるかも｣



｢｢……｣｣


真希｢なんでそう思うの？｣



麗奈さんの彼氏さんは

真面目そうで優しそうで


数回会ったことあるくらいだけど

浮気なんて絶対しなさそうないい人

ってゆーイメージ





だから

麗奈さんが浮気を疑うのには

何故か理由があるってこと





麗奈｢最近、なんかすれ違ってて


家に泊まるのも少なくなったし

帰ってくるのも遅いし…






でね、この前見ちゃったんだよね


仲良さそうに女の人と歩いてるところ｣




｢え…｣






真希｢…確かめたの？｣




麗奈｢…さりげなくだけど、

今日何してたの？って聞いたら



一人で買い物って、、



これってさ嘘ついてるよね｣




真希｢…でも、浮気じゃない可能性もあるよ｣



麗奈｢でも、嘘ついたことに変わりはないでしょ？｣







…確かに


もし、自分の彼氏に嘘をつかれたら…


少なくとも浮気を疑うことくらいはしてしまう

…かもしれない





麗奈｢…直接、はっきり聞きたいけど

もしそれで本当に浮気だったら、



別れたくないけど


浮気されたままも嫌で


結局…聞けない｣







真希｢でも、この状態がずーっと続くって事だよ｣



麗奈｢……うん｣



真希｢今すぐにどうこうできる問題じゃないけど…


いつかは…ね、｣





麗奈｢…ね、

頑張らなきゃいけないよね…｣






麗奈｢でもなんか話聞いてくれて

ちょっとスッキリした！｣




切なそうな笑顔で話す麗奈さん




麗奈｢またなんかあったら話し、聞いてね｣



真希｢…ほどほどにね？笑｣



麗奈｢はーい笑｣

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