恋の季節【Alan.s】

おねーさん ページ34

玲於｢俺のこと知ってたんだ｣



…そりゃもちろん、

亜嵐くんのグループの人ですから…


グーグル先生に聞きましたよ



｢…うん、でも気づかなかった｣


玲於｢俺のこと知らないと思った｣


｢いや、知ったのもつい最近ってゆーか

だいぶ前のような最近のような｣



玲於｢なんだよそれ｣


｢…まさか芸能人に恋愛相談するとは思わなかった｣



玲於｢Aが勝手に話し出したんだろ｣


｢まぁ、そうだけど…｣



ん？


んんんん？？？？



｢え、｣


玲於｢何？｣



｢名前、、、｣



玲於｢あぁ、お前って言うなって言うから｣




言ったけど、、/////

言いましたけれども、、////


さっきとは状況が違うっていうかなんて言うか…




｢…私の方が年上｣


玲於｢今更お前に

Aちゃんって呼びたいと思わないわ｣


いや、まぁたしかにそうですけど、


なんか腹が立って意地悪してやろうって









｢ここのお会計してくれる？｣


玲於｢は？｣



｢そしたら呼び捨てでも許してあげるよ

玲於くん｣


玲於｢……うざ｣


｢おねーさんの言う事聞いてね、玲於くん｣


玲於｢…酔ってんじゃん

もう帰るよ｣


酔ってないし…


｢えーまだ帰んない｣



玲於｢帰るよ｣


｢帰んない｣



玲於｢置いてくよ｣



｢いや｣



玲於｢帰るよ｣


｢うん｣




なんで年下に言いくるめられてんだろ

私の話に突き合わせといて

お会計までさせて



超めんどくさい女じゃん

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