【塩対応の神様】

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「、、、はぁ。」







目を開けたら佐野さんの顔。






すごいデジャブ感にため息をつく。








今は３時。







会場に早く行かないと、早いファンは７時前からいる子もいるらしい。




芸能人ってすごいなぁ。








６時には会場につかないといけないのだけれど、








この人があまりにも心地よさそうに寝てるから






起こさないであげた。







起きる前に急いで服を着替えて、








髪を整えてると、、









玲「、、、はよ。」








起こせよ、って言いながらまだ半分寝てる。









玲「俺も髪の毛して、、、」








「う”っ」








急に後ろから乗っかってくるからびっくりした。








はやく〜なんてうるさいこの人。








めんどくさいから、振り返ると、








玲「あ、こっち見た。」








にこっと笑った顔はそれはとてつもない破壊力。








そのまま手を引かれて再び寝室へ。








布団に座って、早くしろって感じ。








仕方なく、




ヘアオイルを塗って髪をとかす。








最近こういうのが多くて、




佐野さんだけ以上にさらさらになる笑。









佐野さんはウトウトしてて私が手を離したら寝ちゃう、そんな勢い。









でも手離します。←









玲「服、とって」





やっと目覚めたらしい。




目を擦りながらバックを指さす。









「開けますよ、？」




玲「うん、あれとー、それと、そーそー。」









高級そうな服がたくさん入ってて、




佐野さんから言われた通りに服をとる。









服を手渡すと満足そうに微笑んで洗面台に行った。

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