【塩対応の神様】

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玲於ｓｉｄｅ






この間は酔ってたから、



勢いでどうにかなったけど、





シラフで女の子と二人きりはきつい。






だってさ、俺のこと嫌いなんだよ？多分。








今は９時３０分。







明日はライブだから１０時には寝たい。








心の準備は全くできてねぇけど。









玲「俺、もう寝るけど。」








歯磨きしてるAの後ろから声をかけた。








「あ、どうぞ。」






邪魔だと思ったのか、洗面台を譲ってくれる。







玲「ん、ありがと。」







「あ、えっと、お布団ひとつしかないんで、


私、ソファーで寝るので、、。」







何に怯えているのか単語ばっかなAに少し笑ってしまう。








玲「お前ちっちゃいから２人でも大丈夫だろ」







笑いながら言うと、ムスッとした表情。







「なっ、佐野さんに言われたくないです。」







玲「お前よりは高ぇから、！」








Aは１７０の俺から見てもちっちゃい。





１５０くらい？









てかいつの間にかパジャマだ。








わー、俺一人部屋だと思ってたからジャージの下しかないんだけど。








玲「ねぇ、パジャマの上ない。」








「へ！？」









明らかに真っ赤なA。





てかもう布団にいるし、









玲「暗かったら大丈夫。」







強行突破で電気を消して






布団に入った。







自分の頬が熱くなったのはきっと気のせい。

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