この愛は【手越祐也】

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文化祭…




司会｢これから2018年度、梅雨の文化祭を開催しま〜す！｣


【わぁぁぁ！！！！！】

司会｢はい、最初に部活紹介してくれるのは、サッカー部でーす！！｣

【わぁぁぁ！！！】

手｢はいどーもこんにちはぁ！！サッカー部でーす！！｣

(きゃぁぁぁ！！手越くんー！！！)

(サッカー部、女子も入れるかなぁ…！！)

(手越くーーーん！！！投げちゅーして！！)

(手越くーん！！！ファンサちょーだーい！！)


A｢うるさ…｣

『何言ってるのよA！手越くんはうちの高校のアイドルよ！』

A｢へぇ…祐也が…｣

『…A、なんで呼び捨て？』

A｢あ、いや！つい軽はずみに！｣

『ぜーったい軽はずみじゃない！手越くんとなんかあったでしょ！！』

A｢なんもないって！ほんとに！｣

『ほんとー？…A親友だし、手越くんと付き合ってたって言っても私は怒んないし恨みもしないよ？』

A｢いや、ほんとなんもないから！あったらとっくのとうにいってるよ｣

『まぁ信じるけど…なんでも言ってよね！』

A｢はぁーい(だーれが祐也と関わりあるって言えんだ)｣



A…何話してんだ？

俺の方見てコソコソと…

あ！いいこと思いついた！

俺がここで、今付き合いたい人がいまーす！って言って、だれー？？ってなって、Aの名前を言うと、えぇー？！みたいになって、それで俺振られたんだよねーって言って、えぇー？！みたいになって、俺とAは一躍人気者。んで、しつこくAが責められて、もうこんなしつこくされるの嫌だからもう付き合ってあげるよってなって！俺とAは結ばれる。

って感じ良くね？！超良くね？！


よぉーし、


｢みなさーん！ここで俺いいたいことありまーす！｣


(なになにー？)

(彼女欲しいとか？)

(私とか候補どうですかー？？？)

(彼女になったらなんでもしてあげますよー！)

(なんでもしますー！！)

『なんだろー』

A｢うんうん｣


｢俺、実は今付き合いたい子がいるんすよー｣

A(…は？)


(誰ー？！こんなかにいますかー？！)

(おい手越くん告白されたやつ今出てこーい！)

(ぶちのめすぞぉー！！)


A｢う…うそ…｣

『ほんとにね〜私もぶちのめしたいわ』


(誰ですかー？！)


｢それは…｣


A(祐也…やめてーっ！)

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