この愛は【手越祐也】

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Aside


A｢着いた…ロシアッ！！｣

もう最高っ！！

やっぱ母国は気持ちいいなぁ〜…

日本に帰るまではしゃぎまくろ。


ガチャ


A｢ただいまーっ！｣

兄｢おぉ、Aおかえり！｣

A｢お兄ちゃんー！｣

ギューッ






んー、やっぱお兄ちゃん大好き！！




あ…


この匂い…


なんか…



兄｢どうした？｣

A｢…ん、なんか、この匂い嗅いだことあるなーって…｣

兄｢…あぁ〜、アクアの香水か？｣

A｢香水？お兄ちゃん香水使ってるの？｣

兄｢ああ、彼女から貰った｣

A｢…彼女？お兄ちゃん彼女いたんだ。｣

兄｢あ、なんだ？俺にいたらおかしいか？笑｣

A｢い、いや…｣


なんだ、香水か。

…私持ってるのかな？





…いや。違う。

これは…









祐也の匂いだ。







｢Aだーいすき！｣

｢ギューしよっか？｣






兄｢A？｣

A｢や、ううん、なんでもない｣

兄｢匂い嫌いか？｣

A｢ううん！これ、いい匂いだなって。｣

兄｢そっか｣






や〜、なんか思い出しちゃうな〜




A｢グス｣

兄｢A！？｣





バカバカ私！



自分から振ったのに…いけないいけない。



兄｢やっぱ嫌だろこの匂い｣

A｢いやじゃないよ！…た、ただ、元カレ思い出しちゃって｣

兄｢元カレ？｣

A｢うん、私ったらバカだよ。自分から振ったのに思い出し泣きするなんてさ。｣

兄｢…元カレだろ？どーせなんか嫌な事されたから振ったんだろ？ならもう忘れろよ。嫌な相手なんだろ？｣

A｢ま、まぁそうなんだけど…今思えば…勘違いだったのかなーって。｣

兄｢勘違いぃ？？｣

A｢うん。｣

兄｢それ彼氏が可哀想じゃん！｣

A｢まぁ…浮気だと思ったんだから、しょうがないでしょ｣

兄｢へ…え｣

A｢な、なに笑｣

兄｢…じゃあさ、俺の彼女の友達、お前に紹介してやろーか？｣

A｢…えなんか、お兄ちゃんの友達って…｣

兄｢心配すんな。そいつはすげーイケメン。高校3年間告白された回数62回。…どう？イケメンっつーの予想つくだろ？｣

A｢紹介してくださいっ( ´罒`*)✧"｣

兄｢言うと思った笑明日彼女と来るから、楽しみにしてな｣

A｢ほんとー？やった！｣





どんな人だろ〜♪

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