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祐也side
ﾋﾟﾁﾁﾁ…
｢…学校…やだなぁ｣
しかも英単語勉強してない…
昨日楽しくしてて、明日も楽しいのかなー？と思った瞬間俺は明日学校だったという事に気づいた。
昨日…
｢A！明日も朝昼晩俺の部屋来てね！｣
A｢…祐也何言ってんの？明日は学校だよ？｣
｢…え｣
A｢なぁーに浮かれちゃってんの？しかも2限目、英単語の小テスト。勉強した？｣
｢…えぇ！？してなぁーい！！｣
A｢まじ？……分かった。ほら、横で見とくし、英単語の本出して！｣
｢う、うん……………やばい…学校だ…｣
A｢はぁ！？何も知らないんだね！待ってて、私の貸すから。｣
｢Aありがと〜泣｣
で、Aが取りに行ってる間に、俺は謎の眠気に襲われて、寝ちゃったわけ。
なんか頬に痛みを感じたけど。←ビンタされた
てか英単語ホントにやばいよ。
俺英語苦手だもん。
苦手は誰にだってあるもの。
だって人間だもの。←いみふ
｢…Aと一緒に行こ｣
俺は10分程度で支度を終わらし、Aの部屋へと向かった。
ｺﾝｺﾝ
｢Aー。俺だよ〜祐也〜。開けてー！｣
…
｢Aー？祐也だって。一緒に学校行こー｣
…
｢…行っちゃった感じ？｣
と俺が独り言を言っている間に近くにいた清掃の人が話しかけてきた。
清掃｢Aちゃんの友達さん？｣
｢あ、俺ですか？俺はAの彼氏です！←嘘｣
清掃｢彼氏さんなのね！まぁ！男前さんね〜｣
｢そんなことないですよ〜｣
清掃｢Aちゃんべっぴんさんだものね。あなたとAちゃんならお似合いだわ｣
｢ありがとうございます！｣
清掃｢Aちゃんのお母様とお父様、とても美形な方だったのよ｣
｢…だった？Aお母さんとお父さんいるじゃないですか？お父さんは見たことないけど…｣
清掃｢ん、今のお母様は義母よ。義父も出来たのだけど、癌で亡くなったの。だから、Aちゃん、本物の両親を亡くして、義父義母出来たと思ったら、義父を亡くすし…不幸な子なの。｣
｢へぇ…Aが…｣
俺の両親いない事で旅館に連れてきてくれたA。
なんなんだよ…
自分もじゃん。
しかも…義父も亡くしちゃってるじゃん…
俺の心配より…自分の心配して欲しいのに…
いつもいつも他人優先。
A…優しすぎ。
清掃｢ごめんね、なんか。｣
｢いえ、ありがとうございました。｣
清掃｢気をつけて｣
礼をペコッとしてから、俺は学校へ走った。
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ラッキーガール(プロフ) - きぃてごさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！きぃてごさんの愛のカタチのいつも読ませて頂いています！頑張ってください！ (2018年7月8日 18時) (
レス) id: cad5106df9 (このIDを非表示/違反報告)
きぃてご(プロフ) - このお話めっちゃ面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年7月8日 18時) (レス) id: 1b3933b67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラッキーガール x他2人 | 作成日時：2018年6月22日 22時
