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【4】 ページ4

大学に入っても、私と先輩の関係は変わらなかった。

むしろ状況は最悪で、

櫻井先輩の彼女が櫻井先輩の傍にいつもいるから

私の心は穏やかにならなかった。

彼女と一緒の大学に入ってたんだ。

気付いた時にはもう遅かった。


櫻井先輩が私のことを好きになるなんて
ありえないことなのかな…。

そんな単純に考えてもわかることを
私はいつまでも唱え続けていた。



「貴方、それでいいんですか？」
「？」

いつもの帰り道、下を向いていると、突然、声がした。

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作者名：蓮【れん】 | 作成日時：2015年10月31日 12時

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