まさか、ね？ (ページ6)

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episode 6

どうしよう、どうしよう、、

1人でアタフタして気まずい雰囲気の中

龍斗くんの降りる駅についた

なのに龍斗くんは降りようとしない

電車が動き始めた

「え、あ、あの、、」

『次の駅で少し降りてお話しませんか？』

「大丈夫なんですけどライブ終わりで疲れてないですか？大丈夫ですか？」

なんて正常心を保ってる感じで話してるけど内心は

どうしよう

怖い

龍斗くんに嫌われた？

きもいって思われて事務所に報告？

なんてもうよくわからない感情になって

次の無人の駅に着いた

「あのさっきは本当に泣いたりしてすみませんでした
」

「あれは本当に感情がぐちゃぐちゃになって整理できなくなって、、」

『いや、あの違います謝らないで、』

『僕はジャニーズ事務所に所属しています。でもAさんを電車で見つけたり、ライブで見つけたりすると今日頑張って良かったなと思えます。』

『ライブでファンサしたらニコって笑ってくれたり、はしもっちゃんがAさんにファンサしてるところ見たらずーっとモヤモヤしたり』

『僕はきっとあなたの事が好きなんだと思います』

" 好き "

この言葉を聞いた瞬間

また涙が止まらなくなった

『え、あの、すみません、、』

『こんなこと言ったら困らせますよね？』

『ごめんなさい』

「いや！！」

「困ってないです、ただ驚きと嬉しさの感情がぐちゃぐちゃになって、、」

「こんな私ですがよろしくお願いします」

大好きな人とこんなふうになんなるて思ってもなかったです。世界で1番大好きです。

fin