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「ゆ、ゆゆ、幽霊」

『…残念ながら人間です。
BTSの者ですけど、SMの方ですよね』

「あれ、人間?BTS?ああ!」


途端に大きく開かれたドアから入ってくる二人組

なんか…犬みたいなのきた…
そしてデカい…

さっきまで騒いでた犬みたいな顔した人が寄ってくる。
フリフリしてる尻尾が見えたような気がして
思わず何度か瞬きした


「叫んでごめんね。ビックリしてさっ。
BTSって女の子いたの知らなかった!
可愛い〜俺チャニョルっ!よろしく!」


う、うわぁ。
チンピラじゃないけど
なんかもっと絡みづらいのきちゃった


「何してるのこんなとこで?
あ、もしかして引き継ぎの人?
遅れたの怒んないでね、俺うっかり忘れ物してさぁ
事務所戻ったら遅くなっちゃった。
待った?ごめんね。これあげるから許して。
アメちゃん。なんとこれ、不思議味です!ハート形です!」


なんだなんだ?この人私に喋らせる気ある?
パッピーポジティブ残念系イケメン?


「…ヒョン」

「ん?」


完全に返す言葉を失っている私に気づいてくれたのか
黙っていたもう1人が大型犬に声をかけた

そしてその人がジッと私を見てる気がするのは気のせい?


「ヒョン先に現場抑えてて下さい。
俺が引き継ぎ聞いて来ますから」

「え、俺もこの子と話したい」

「遅刻したことスホヒョンにバラしますよ」

「ちぇ。分かったよ。俺行くね、ばいばい!」

『お、お疲れ様です』


良かった!割とまともそうなほうが残ってくれた!
そしてやっぱりこの人私のこと見てる!
すごい見てる!


『あの、』

「生きてたの?」

『は』


…生きてますけど。

あれ、もう片方も残念系?
私が幽霊に見えてる?


『えーっと、それはどういう?』

「え。あ、いや」

『もしかして、私以外になんか見えてます?』


ずっとこっち見てたし。
凶悪な幽霊取り憑いてるとか?私呪い殺されるとか?


「あー…いや、俺の勘違いです。
失礼なこと言ってすみません」

『…背後霊とか?』

「背後…?なんの話ですか」

『あ、いや何もないです。すみません』

「引き継ぎ、聞きますね。」

『、はい』


なんなのこの人
絶対オカシイ人だと思われたよね、どうしよ。

_→←_17発目



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じあ(プロフ) - れいこさん» ありがとうございます(T ^ T)!このおはなしは登場人物たちのキャラがとても良いので番外編も読んでいただけたら嬉しいです! (2018年5月8日 21時) (レス) id: 5b76b5a436 (このIDを非表示/違反報告)
れいこ(プロフ) - ハードボイルドな今回のお話も引き込まれて一気に読んでしまいました♪じあさんの引き出しの多さにも驚きました。番外編も読ませていただきますね^ ^ (2018年5月5日 19時) (レス) id: 00ada5e99f (このIDを非表示/違反報告)
じあ(プロフ) - へさおちゃんさん» 本当に長々とありがとうございました!やっと完結までたどり着きまして感謝しております( ; ; )まだまだ見所はあると思うのでお付き合い頂けたら嬉しいです(^O^) (2018年2月3日 18時) (レス) id: 5b76b5a436 (このIDを非表示/違反報告)
へさおちゃん(プロフ) - うわーーーーーーーん(;_;)ほんとこのお話大好きでいつもすごく楽しみにしてました(;_;)終わったけどまだ続いて嬉しいです〜!!! (2018年2月3日 9時) (レス) id: 97cbb36833 (このIDを非表示/違反報告)
じあ(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます( ; ; )ゆっくりですが更新がんばります( ; ; ) (2018年1月14日 18時) (レス) id: 5b76b5a436 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じあ | 作成日時:2017年9月12日 5時

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