GGBE (ページ1)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:715 hit

変化ページ1

スンリ『ねぇ。今どこにいる？？』
〇〇『う…う～んと。カフェにいるよ！しばらく経ったら帰るね！！』
スンリ『…。あ！わかった！まってる！！』

はぁ。またか…。
こんな感じの言い訳は何回も聞いた。
大体にしてカフェでクラブみたいな音楽流れたりする？俺達がこうなったのはいつからだろ…。

・・・彼女と知り合ったのもクラブだった。
〇〇はとても綺麗で誰もが振り返るような美人。
優しくて自慢の彼女だった。付き合って何ヶ月か経って同棲し始めて今一緒に暮らしている。
でも日が経つにつれ彼女は家にいる時間が少なくなった。

(今日もクラブかぁ…。)

俺もクラブにはよく行く。
彼女に会えない寂しさを他の女で埋める。
俺にとっては当たり前になってきていた。

〇〇「たぁらいまぁ。すんちゃ〜〜〜ん、迎えに来てぇ～。」
スンリ「はいはい。」

こうやっていつもベロンベロンになって帰ってきては〇〇の服や髪から他の男の匂い。
そして〇〇は酔った時にだけ俺に甘えてくる。

〇〇「すんちゃぁん。ちゅーしよ？」
スンリ「うん…。」
〇〇「どうしたの？元気ない？？」
スンリ「ううん。なんでもないよ？」ﾁｭｯ
〇〇「わかったぁ。・・・Zzz...」

はぁ。いつもこの調子。前までは〇〇から俺を求めてきたのに、今は俺が〇〇を求めるばかり。
〇〇。
〇〇はちゃんと俺のことを愛してくれていますか？

朝起きたら〇〇が横で寝ていた。

スンリ「んんんぁ～」
〇〇「ん…。おはよ。」
スンリ「あ、起こしちゃった？おはよ。」
〇〇「大丈夫。じゃあご飯作って来る。」

今日は丁度オフだし〇〇も、仕事が休みらしい…。
今日こそは言うんだ。
“〇〇は俺のこと愛してる？”

寝室から出ると〇〇がご飯を作り終わったところだった。

〇〇「スンリ！できたよ。」
スンリ「うん。〇〇ありがと！！」
〇〇「全然！！」
スンリ「ねぇ。今ちょっと話してもいい？」
〇〇「うん。いいよ？」
スンリ「〇〇は俺の事愛してる？」
〇〇「う、うん。あい…してる…よ？」

彼女の返事にはわずかな戸惑い。
それにさっきとは顔色が変わった。

スンリ「そ、そっかぁ！よかった！笑」
〇〇「うん！笑笑」

はぁ。この関係はいつまで続くんだろ。
俺はこんなに愛しているけど〇〇はただ俺をもてあそんでるだけなの？？答えてよ…。〇〇…。