好き。～2～ (ページ10)

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明日も学校だからジヨンに
「もう帰る？」

ジ「なんで」

「もう11時だよ？」

ジ「...嫌だ帰りたくない離れたくない嫌だーーー」

「(笑)何言ってんの(笑)明日も会えるじゃん」

ジ「泊まっていい？」

泊まってほしいけど
「着替えは？」

ジ「取りに帰る」

「だったらそのまま家で寝なよ(笑)」

ジ「!...。...分かったよ。帰る」

「ぇ、ちょ...」

立ち上がって一瞬で私の家から出ていった
キレたよね、完全に...

あーあ
もういいや、風呂入って寝よ

＊
翌朝
いつも通りジヨンを駅で待っている
でも電車の時間になってもジヨンは来ない

LINEをしても、電話をしても返事がない

もーいや電車乗ろ

学校へ着いて教室へ入ると

「は...？」

ジヨンいるし
へ「Aおは」

「おはよ、ねぇヘリ、ジヨン1人で学校来た？」

へ「？うん、おはよって言ったらすんげぇええぇぇ暗い顔で返事したよ(笑)なんか喧嘩？」

「いや、わかんない」

昨日の事を話すと
へ「泊まってって言って欲しかったんじゃない？」

「なんで？」

へ「だってウンジとそんな事があって、Aが本当に自分の事好きかって確かめたかったんじゃない？そーゆー事があった日は余計に一緒にいたいって思わない？」

あぁ確かに
「それは確かにって思うけど、でも無視は違うくない？」

へ「まーそーだね。喋ってきなよ」

「嫌だ。私悪くないし」

へ「はい出たー負けず嫌い」

「だってーーー」

すると
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ヨ「ヘリー」

へ「あ、ヨンベ」

ヨ「Aちゃんだよね、借りてい？」

!!
ジヨンとずっと仲良しの隣のクラスのヨンベくん
喋った事なんか1回も無いのに何だろ

「え、何？」

ヨ「まぁまあ来てよ(笑)」

へ「いってら」

えーなんか怖い

＊
3階から1階に降りて、階段裏まで連れてかれた
「ヨンベくん、何？」

ヨ「俺の友達がAちゃんに話があるんだって、ほら、アイツ」

と言って指さした先に居たのは
高身長イケメンで有名なユジンくん

1年生の時に同じクラスだったけど喋った事はほんの数回

「ユジンくん、どうしたの？」

ユ「ぁ、Aちゃん、来てくれたんだ、...。ごめんね、急に」

少し戸惑った様子でそう言った
「大丈夫だけど、何？」

ユ「もーちょっとしたらさ、体育祭じゃん？そん時一緒に写真撮りたいな～って...///」

!
え
「それだけの為に呼んだの？」

ユ「ぁ、ごめん^^;」

「いや全然いいけど、そんなんいつでも撮るよ！(笑)」

ユ「!///」

丁寧な人(笑)