好き。～2～ (ページ37)

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ジヨンが私の手を握った

「っ...離して」

ジ「嫌だ」

「離してってば！！」

ﾊﾞｯ
勢いよく振り払った
ジ「!!」

「喋ってきて欲しくないんでしょ...っ...？」

ジ「それは...っ...」

「何？...あんな時にあんな冗談言った私が悪かったけどさ...っ...あんなに言わなくてもいいじゃん...っ...っ...」

また泣いてる
はは...(笑)呆れるわ

ジ「ごめん...。...ほんとごめん」

「もういい...っ...ユジンくんと付き合う...っ...」

ジ「!!!」

立ち上がって部屋のドアを開けてジヨンを追い出そうとすると

ｸﾞｲｯ!!
「いっ...!!」

腕を痛いくらいに引っ張られてベッドに荒く投げられた
私の上に来て

ﾁｭﾁｭ...っ
「ん...!...ぃゃっ...!!...」

ﾁｭ...ﾁｭﾁｭ...

ジ「ﾊｧ...っ...ﾊｧ...っ...嫌だ...っ...A...っ...離れんな...っ...」

!!!
「っ...」

ジ「A...っ...ごめん...っ...。...お願いだから...っ...離れんな...」

＊

あの後私は何も言えずジヨンを受け入れた
事が終わりジヨンは私にベッタリ

「...ねぇジヨン」

ジ「...嫌だ...っ...何も言うな」

!
「違う聞いt...ジ「嫌だ...!!」

ｷﾞｭｩｯ

...。今は何も言わない方がいいかな

少し沈黙が続くと
ジ「A」

「ん...？」

ジ「ごめんな。...いつもごめん。...でも俺はずっとAが好きだから...。簡単に他の男に渡したくない」

っ...
「うん...」

ジ「俺の事好きじゃない...？...もし好きじゃなくてももう１回好きになってもらうように頑張るから...。別れたくない...」

と言って私を抱きしめる力を更に強くした

「...最近さ...仲直りしてもすぐ喧嘩になっちゃうし、楽しいのかな？って思う。...今日みたいに喋ってくんなって言われたらそんなの好きとか薄れるじゃん。...だったら別れた方がいいってなるに決まってんじゃん。...それなのに別れたくないとか言われても勝手すぎる」

ジ「っ...っ...。...うん...っ...」

必死に泣いてるのを我慢して震えた声で返事をした

「...。...でも私はジヨンの事嫌いになんか簡単になれない。...あんなバカだった私の事変えてくれたのジヨンだもん。...私だってジヨンの事簡単に他の女になんか渡したくない。...ずっと私だけのジヨンでいてほしい。...ずっと。」

ジ「!...っ...うん...っ...」

ジヨンの方を振り向いて
泣いて、ﾋﾞｼｮﾋﾞｼｮなジヨンの顔を包み込み

「ごめんね。...大好き」

とｷｽを落とした