好き。～2～ (ページ27)

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おい待て待て
お母さん、絶対コンビニから出てジヨンを呼びに行くはず...

その前にお母さんの腕を掴んで
『好きなもん選び、私が買ったる』

母『え、まじっすか』

と喜んでﾊﾞﾝﾊﾞﾝ食べ物をカゴに入れてきた
扱いやすいぜ←

コンビニから出て
母『ありがと～♡』

『きも』

母『しばいたろけ』

『やかまし』

お母さんと変な言い合いをしながら家へ向かっていると
母『あれ、ジヨンくんちゃうん』

家の前にいるジヨンを見てそう言った
母『てかあんたさっきからずっと携帯鳴ってるけど』

気づいてたか...
『今喧嘩中やからどっか寄って帰ろ』

母『は、嫌やし。仕事早く終わらしたけど疲れてんねん。もー8時やで？』

『...さようか』

母『はは(笑)おじぃかお前は(笑)』

せめてババァにしろ
どうしようこのままだとジヨンに気づかれる

携帯を見ると
何件もLINEが
"ジ「今どこ。なんかあった？」"

"ジ「おい大丈夫かよ。なぁ」"

すまん。全然何もねぇ
でもお前がムカつくだけだぁ！！！

『お母さん、一生のお願い。私今日帰らんから、ジヨンと喋ったら知らんってゆーて』

母『嫌や』

ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ

『なんでやねん！！一生のお願いやゆーてるやろ！！』

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!しまった...でかい声を出してしまった...

ジ「A...！！」

はいオワタ
母『はは(笑)頑張って～^^*』

と言ってジヨンにﾊﾞｲﾊﾞｲと言いながら家へ入って行った

はい、これからどーする
ジ「おいA！！電話なんで出ねぇんだよ！！」

なんでって、誰が出るか
ジ「学校から消えたからそっからずっと探してたんだぞ！！」

確かにまだ制服でカバンを持ってる

「そうなの？」

ジ「!...は...？そうなのってなんだよ」

「いや、アジョンちゃんとデートするんだと思ってた～(笑)」

ジ「!!なんでアジョンが出てくんだよ」

「今日一緒にご飯食べてたのってヨンベくんだけじゃなかったんでしょ？」

ジ「!!」

「すぐ忘れちゃうジヨンくんもすこ～♡(笑)...。...きっしょ」

ジヨンの横を通って家へ入ろうとすると
ジ「ちょっとまてって...」

腕を掴まれる
「ん？」

ジ「ノリだろ」

ノリって...(笑)
「私が他の男にそーゆーノリしてたらキレるくせに」

ジ「っ...。...ごめん。...ヨンベと2人で食べてたけど途中からアジョン...「もうその名前出すのやめて」

ジ「!!」

「そんなにあの女がいいなら行ったら？...それも浮気だからね。じゃ」

思い切り手を振りほどき家へ入った