好き。～2～ (ページ24)

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めったに泣かないヘリだから少し戸惑った
「どう知ったの？」

へ「2人で歩いてるところ見たの...っ...。手繋いで...っ...。...私はね、妬かれるのとか全然平気なの...っ...でもさ、浮気しといて嫉妬は違うくない...っ...？」

ウンジの時そうだったから痛いほど気持ちは分かる
へ「だから...っ...いつもだったら重いなんか思わないけど...っ...」

ｷﾞｭｯ
ヘリを強く抱きしめた
「別れようって言って先輩はなんて言ったの...？」

へ「嫌だって...っ...。...今もLINE来て嫌だって言われてるけど...っ...無視してる...っ...」

ジ「１回ちゃんと話してみた方がいいと思う」

「私もそう思う」

へ「でも...っ...」

ヘリも色々抱え込んでたんだなぁ
「ごめんね、気づいてあげられなくて」

へ「謝んないでよ...っ...。...もう１回話してみる...っ...」

「うん。なんかあったらすぐ言うんだよ」

うんと言って教室を出て行った
ジ「ヘリがあんなんだと気狂うよな(笑)」

「ほんとに...(笑)」

ずっとそばに居てくれてるヘリにはそんな辛い思いして欲しくない

1時間目が始まってもヘリは帰って来ず、2時間が始まる前に

ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ヘリが帰ってきた
「!どうだった...？」

へ「浮気勘違いだったみたい...(笑)」

•••(°Д°)•••
「え？」

へ「手繋いでたのお姉ちゃんだったんだって...(笑)」

～ヘリside～

Aとジヨンが背中を押してくれてイギョンと話し合う事に
ひとけのない所に来てとLINEをするとすぐ行くと返事が来た

イ「ﾊｧ...ごめんお待たせ...ﾊｧ...ﾊｧ...」

「重いって言って振ったけどほんとは違う」

イ「!!...なんで？」

「なんでって...(笑)浮気してたじゃん」

イ「!!はぁ！？俺がいつしたんだよ...！」

「1ヶ月ぐらい前に他の女と手繋いで歩いてたじゃん」

イ「1ヶ月前...？...。...」

思い出してる様子
イ「あぁ～!!!!あれか!!(笑)」

いや何笑ってんのコイツ
「いきなり開き直り？」

イ「いやいや違う。...あれ俺のヌナだから(笑)」

いやそんな嘘通じるわけ...
イ「ほら」

と言ってその時の写真を見せてきた
え、ほんとだイギョンのオンニだ...
「で、でもなんで手繋いでたの？」

イ「言い寄ってくる男が居るから彼氏の振りしてくれって言われたから(笑)」

ええちょっとまってめっちゃ勘違いじゃん...

～～～

へ「て事です...(笑)」

「なーんだ！でもよかったじゃん！(笑)」

へ「うん...そうだね...(笑)」

でもよかったほんとに