好き。～2～ (ページ12)

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そう言って歩いて行こうとすると
ｶﾞｼｯ
ジ「今のは思わず言ってしまっただけだって...！」

思わず言ってしまったって事は
「ずっと思ってたって事でしょ？(笑)もーいいよ、大丈夫。傷つくのには慣れてる」

ジ「!!違う違う。まてってA」

「何を待つの？もう今終わったよ？」

ジ「!は...？何が...？」

「え、私達の関係」

ジ「!!本当に別れたくなったら言うって言ってただろ...!!」

「うん、本当に別れたくなったから言った。じゃあね」

もうどーでもいい
もう嫌だ
悲しい
軽いって言われちゃった
ジヨンに言われちゃった

涙が止まらない
ショックすぎて言葉が出ない
涙しか出ない

早歩きでジヨンから去っても
ｶﾞｼｯ
ジ「待てって...！！」

何回も腕を掴まれる
「しつこいってば。離せ」

ジ「っ...こっち向けよ」

泣いてるのなんか見せたくないから
「見たくない嫌いな奴のことなんか」

ジ「っ!...いいから向けよ！！」

ｸﾞｲｯ
肩を掴まれ無理矢理ジヨンの方に向かされた
「!...っ...」

ジ「別れたいなんて思ってねぇじゃん。嘘つきはAの方じゃん」

「思ってるし...っ...離して」

ジ「じゃあなんで泣いてんだよ」

「...っ...もぉ...っ...嫌だ...っ...もう嫌なの離して...っ...結局みんな嘘じゃん、私の事騙して何がそんなに楽しいの...っ...？やりもく...？」

ジ「!!違ぇよ！！そんな事言うなよ！！」

ﾋﾞｸｯ!!
「なんでジヨンがキレるの！？悪いの全部ジヨンじゃん！！！...っ...軽くないって言ってた癖にやっぱ思ってたんじゃん...っ...」

ジ「っ...違うほんとごめん」

「いつも謝ってすむと思ってんじゃん...っ...やっぱ合わないんだって私達...っ...もう別れた...ジ「嫌だ！！！！」

!!
ジ「...。...来い」

ｸﾞｲｯ
「ちょ、離して...っ...！！」

抵抗しても無駄で、手を引っ張られ
ジヨンの家まで連れられた