好き。～2～ (ページ11)

今日:15 hit、昨日:4 hit、合計:22,382 hit

61 ページ11

1時間目が始まるから、ユジンくんと別れて教室へ戻り席に着くと
隣の席のジヨンは私に顔を背けて頬杖をつきながらつまんなそうな顔をしてた

知らね。

昼ご飯もヘリに無理言って、彼氏とは食べずに私と食べてくれた
ジヨンは、知らない

帰りの会が終わり
ジヨンと帰る気が無いからヘリにバイバイして1人で教室を出た

廊下を歩いていると
隣のクラスの窓から顔をひょこっと出して
ユ「Aちゃーん！」

「ぁ、ユジンくん！^^*バイバイ^^*」

ユ「あ、Aちゃんまって！LINE教えて！」

「あ、うん！いいよ！」

と言って窓側へ寄り、ケータイを出そうとすると
ｸﾞｲﾂ

ジ「帰るぞ」

えっ
ユ「!」

「ぇ、ぁ、ごめんユジンくん！また明日！(汗)」

ユ「ぅ、うん！(汗)」

＊

帰り道ずっと私の腕をｸﾞｲｯと強く握ってる
「ちょっと痛い！！」

そう言って振りほどいた
ジ「...ユジンとLINE交換しようとしてただろ」

っ...
「そうだけど悪い？」

ジ「!...悪い？って...(笑)...俺が他の女とLINE交換してる所見たらどう思う？」

っ...
「今はそれ関係ないじゃん」

ジ「は、あるだろ」

いやまずさ
「朝から無視してたの誰？1本早い電車乗って来てるし、LINEとか電話無視してるし。それなのにこーやって言われる意味が分からない」

ジ「!それは昨日...」

「何？泊まってって言わなかったから？」

ジ「っ...。普通さ、元彼にあーやって言われたら一緒に居たいとか思ってくれねぇの」

ヘリの言った通り...
これって私が悪いのかなやっぱり
「泊まってほしくないとか思ってなかったし。普通に服取りに帰るくらいだったらそのまま家で寝たらいいって軽く言っただけ」

ジ「...Aってすぐ軽く言うよな、別れたくなったらとか」

!
「一々気にしないでくれる？それは謝って反省したじゃん」

ジ「今日も朝ヨンベに呼ばれてどっか行ったし」

「それはユジンくんが私に話があってヨンベくんを通して呼んできただけだよ」

ジ「それにホイホイ付いていくお前もお前だけどな。軽い女」

!!!
ｸﾞｻｯ
今のは傷ついた
私が散々自分の事軽いって言ってた時、ジヨンは軽いなんか思った事ないって励ましてくれてたのに

全部嘘かよ
お前もウンジかよ

「はは...(笑)」

ジ「違っ...」

言ってしまったと焦ってる様子のジヨンに対して呆れ笑いをして、ジヨンの横を通り過ぎようとしたら

ジ「ごめん今のは嘘違う...」

いやだから...(笑)

「ウンジ2号(笑)」