好き。 (ページ9)

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その日の夜
「じゃ帰るね」

ウ「ごめんな今日は」

あれから何回も何回もウンジは不安だと言って私を求めてきた
何回やってもウンジはずっと泣いていた
そんなウンジを放って置けなくて今も本当は帰りたくない

「ううん、また明日来るね」

ウ「うん」

送ってくれると言ったが断った
＊
家に帰って寝る時もずっと電話をしていた

翌朝学校へ向かった
駅でヘリに昨日学校へ行かなかった事を叱られた

教室へ着き
ジ「!…」

私とヘリに気づいたが挨拶をして来なかった
そうだった、忘れてた。喧嘩してたんだった
「…ジヨンおはよ」

ジ「…はよ」

目も見ずにそう返事した
「ジヨン、ジヨンは私の事を思って言ってくれてるんだよね。ありがとう。…でも私は今幸せだから」

ジ「!…うん…ごめんな、無視して」

「いいよ^^*…ありがとう」

こうして仲直りする事ができた
帰り
校門を3人で出ると
校門にウンジがいた
「ウンジ！迎えに来てくれたの？」

ジ「!」

ウ「っ…帰ろA」

そう言って私の手を引いた
「ぇ、ちょっと」

ジ「ちょっと待てよ」

!
ウ「なんだよ」

ジ「お前次Aの事傷つけたら許さねぇから」

へ「ウンジ、私も本当はあんた達がやり直す事に賛成してなかったけど、次は無いから」

!
ウ「分かってるよ、お前らには関係ねぇよ」

私の腕を強く引いた
ジ「関係あんだよ！！」

ウ「!!」

ジヨンがウンジの胸倉を掴んだ
「ちょ、やめてジヨン！」

ジ「Aの事苦しめる奴は俺が絶対許さねぇから」

ウ「っ…お前はAのなんだよ」

ジ「っ…家族みてぇなもんだよ。小学校の頃から一緒にいるんだよ。お前は中学の時からAと一緒だけどよ。…だったらさ…中学の時、Aがどれだけ辛い思いしたかぐらい分かんだろ！！」

中学の時はクラスが多かったからジヨンとウンジは接点が無くて、たぶん今初めて話したぐらいだろう
中3の時はジヨンとクラスが離れて、代わりにウンジと同じになった

ウ「ﾁｯ…離せよ」

ウンジが1人で帰って行った
「ウンジ！！」

ジ「A行くな！！」

!?
「ジヨン…？」

ジ「ぁ…ごめん。…言い過ぎたよなアイツに…悪い」

「ううん、ありがとう。…ヘリ、ジヨンまた明日ね」

そう言ってウンジの後を追いかけた

「ウンジ！！」

ウ「…」

無視したまま歩き続ける
「っ…ウンジ！！」

手を掴むと
ﾊﾞｯ
ウ「触んじゃねぇよ！！」

!!