好き。 (ページ7)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:44,720 hit

7 ページ7

翌日
「ヘリおはよ」

へ「おはよ」
駅でいつも通り待ち合わせ

「あのね、ウンジとやり直した」

へ「!!…そっか、Aが選んだことなら全力で応援する」

!
「ヘリ…、…大好き…」

へ「きも」

安定(笑)
へ「でもジヨンがどう言うかだね」

「なんでジヨン？」

へ「アイツさ、Aの事人一倍大切に思ってるよ」

!
私なんかジヨンに大切に思われるような事したっけ…？
そう考えていると
へ「Aの親が離婚した時、あんためちゃくちゃ落ち込んでたでしょ？その時からだよ。ジヨンがAの事大切にしてるの」

ジヨンも中学からの同級生で、親が離婚した時本当に助けられたな…
でも
「大切にしといてあの扱い!?」

へ「ははっ(笑)それがあんた達の付き合い方でしょ中学の時から(笑)」

いや、まぁそうだけど…
＊
教室に着き
「ジヨンおは」

ジ「おはよ」

へ「おは」

ジ「よ」

いや、挨拶略しすぎ
ジヨンにも言わなきゃね

「ウジンとやり直した」

ジ「!!…なんで？」

「好き…だから」

ジ「あんな裏切られ方したのに？」

「うん…でも理由が…ジ「また傷つけられるかも知んねぇんだぞ？それでもいいのかよ」

!
へ「ジヨン…」

相当怒ってる
「私に会えなくて寂しすぎたからやっちゃったらしいの」

ジ「は、そんな理由でも許したのかよ。もう意味わかんねぇよ」

「ぁ、ジヨン…!」

教室から出て行った
「なんであんなに怒るの…」

へ「だから言ったでしょ、大切だからだよ」

だからと言ってあんなに怒らなくても…
教室にジヨンが戻って来ても何も話しかけられず、私からも話しかけなかった

＊
いつも3人で帰ってるけど今日はジヨンが先に教室を出た

「ねぇヘリ」

へ「んー？」

「やり直さない方が良かったのかな」

へ「ジヨンはまたAが傷つくとこを見たくないだけだよ、その内許してくれるって」

そうかな…
許してくれるといいけど